ぼくたちは勉強ができない 4巻 感想 ネタバレ あらすじ

ぼくたちは勉強ができない 4巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

あらすじ

うるかの好きな人が自分かもしれない!? 噂を意識し動揺する成幸はうるか本人に事実を聞くが…。そして季節は夏! 夏期講習で新たな出会いの予感も!?

ネタバレなしの感想

前巻『ぼくたちは勉強ができない 3巻』の引きで、図らずもうるかの好きな相手が自分自身であることを知ってしまった成幸。

その引きを受けて今巻『ぼくたちは勉強ができない 4巻』で遂に成幸とうるかの関係に変化が訪れるのかと注目していましたが、成幸とうるかの関係も、他のヒロインたちの関係も大きな変化がなく安心したようながっかりした様な複雑な思いです。

うるかのことを意識してしまう成幸と、自分が成幸のことを好きなことを知られているとは思ってもいないうるかのやり取りを見ることが出来た問26.は読んでいてドキドキしましたよ。

うるかに直接聞いてしまった成幸も、真意をそらすかのような回答をしたうるかも、どちらも関係が変化していくことを意識することになったんじゃないでしょうか?

うるかが距離をどんどん縮めていくのに対抗するかのように理珠の方も林間学校のキスを思い起こすかのような行動をして、成幸との距離をつめていきました。

理珠自身が成幸への恋心を自覚できていないからこそ、成幸へ対するアプローチが直線的で積極的な姿になっておりとても面白いです。

そして理珠は恋心に無自覚だから成幸へ積極的になれるのに、逆に成幸側からの接触には意識してしまって恥じらいが勝ってしまうところ本当に理珠は可愛いなあ。

うるかと理珠がどんどん恋愛イベントを進めていくのに比べて、文乃さんは成幸に関する女の子たちの感情を知っているがゆえに今回も恋愛描写は抑えめでしたね。

新たなキャラクターあすみ先輩の登場によって更に成幸を巡る女性関係が複雑化したことの被害を最も受けているのが文乃ですな。

ただ、今は成幸の相談役や女心の師匠という感じで一歩後ろに下がっている分、文乃の巻き返しが起きるときは凄い勢いがありそうで期待できますね。

ヒロインたちが成幸への想いを募らせていく描写が増えてきましたが、成幸側の感情はまだ抑えられており、ヒロインの誰かに肩入れするような描写は、まだありません。

今巻で成幸は「受験が終わるまでは余裕がない」と発言しており、まだ特定の好きな相手はおらず、積極的に恋愛面に動くこともないと断言しています。

成幸がうるかか理珠のどちらかに明確な好意を抱いてしまったら作品が終わってしまうため仕方がないのですが、もう少し成幸自身の感情の揺れが見たいですし、成幸自身が動く姿も見たいなって思います。

成幸自身は他者の為に見返りを求めず助けることが出来る優しくいい人間なのはこれまでの行動からも分かるのですが、もう少し我儘というか彼自身の自我を見てみたいなって気がします。

今でさえいい奴なのに特定の誰かの為に必死になる成幸が見られたらもっと彼のことを好きになれそうなんだけどな。

ネタバレありの感想

ここから下は『ぼくたちは勉強ができない 4巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

成幸について

ネタバレなしの感想にも書きましたが、成幸自身は受験が終わるまで余裕がないということで、特定の誰かと恋愛する気が現状ありません。

このことから、本作品は受験シーズンが終わるまでにヒロイン達の誰が成幸の好感度を稼ぎ、成幸を恋に落すかという構造となっているといえます。

つまり成幸は理珠やうるかといった女性陣に攻略される側のキャラクターである訳です。

そう考えれば攻略される側の成幸が意識してヒロインたちと距離を詰めるわけにはいかず、受け身になるのも仕方ないカモですね。

そんな基本的に受け身にならざるを得ない成幸が、うるかに直接誰のことが好きなのかを問う場面は、本作品の恋愛面を進める大きな一歩になった気がします。

恋愛面基本受け身の成幸が自ら動いたという珍しい一コマでしたから。

この成幸からの問いかけに対して、告白して成幸の負担になりたくない&今の関係が壊れたら怖いといううるかの考えから真実は伏せられてしまいました。

ですが、もしもうるかが正直に成幸への想いを告げていたら、成幸はどうしたのでしょうね?

成幸は思わずという形で聞いてしまったのでしょうが、答えを聞いた時に成幸はどう考えどう受け入れたのか?というのは気になります。

私の想像としてはうるかのことを更に意識することにはなるのでしょうが、付き合うまでには至らないんじゃないかなって考えます。

意図せず知ってしまったとはいえ、うるかの好きな人が自分であることを喜ぶよりも困惑が勝っているんですもの、うるか自身から伝えられても受け入れる姿が見えませんわ。

そう思えば、うるかがこの時点で成幸に告白しなかったのは正解でしょうし、受験が終わるまでに成幸がうるかのことを女性として気になる異性として意識するように今の関係を継続するのが良いのでしょうね。

ヒロインたちの目標が希望の進路に進むことと成幸を落すことと明確なのに比べて、成幸の方の目標がはっきりしていないことも気がかりです。

あずみ先輩から「受験が終わったらどうすんだ?」と問いかけられた時に明確な答えが出てこず、そんなこと考えてなかったと述べていました。

ヒロイン達との関係を続けていく中で成幸自身に明確な目標ができて初めて誰か好きなヒロインが決まる気がします。

各話の個別感想

問26.天才の一挙手一投足は時に[x]を翻弄する

前巻の気になる引きを受けてどうお話が動くのかと思いましたが、大きく関係が変わるほどの動きは有りませんでしたね。

ただ、成幸から好きな相手を聞かれて正直に答えられなかったうるかの気持ちは乙女心満載でとても素敵でした。

本当に成幸のことが好きだからこそ臆病になってしまったうるかの気持ち本当にわかります。

成幸の負担になりたくないからという理由だけではなく、今の関係が壊れるのが嫌だったということを素直に認められるうるかは心も強いな。

成幸の方も困惑が強かったとはいえうるかの好きな人が気になるくらいにはうるかの事を意識しているようなので、図らずもうるかのことを女性として意識することが強くなったのかな。

問27.怖じる[x]に天才は憂い 彼は慮る

自宅前で成幸を待ち構えている桐須先生、こっわ。

成幸の前ではジャージ姿なのに、理珠も加わるとスーツ姿になる先生笑える。

先生の中で成幸は甘えてもいい人ポジションになっているんで、成幸が積極的にいけば先生簡単に落ちそうまである。

嫉妬の感情が露わになる理珠も可愛いし、この回は癒された。

問28.禁断の地にて彼は[x]が為奮闘する

下着回であり読者サービス回です。

着ぐるみ着た成幸にカップサイズ測らせたり、ブラのホックを外させたりというサービスシーンが濃厚でした。

理珠さん91か、身長考えたらその大きさに驚愕だわ。

おっぱい回ということで文乃さんが安定の落ち要因でしたね。

問29.天才は飽くなき探求の末[x]に至る

うるかが恋愛面でリードしてきたため、理珠による巻き返し回ですね。

成幸とのキスシーンを何度も夢に見るとか、本当に理珠は自覚していないけど成幸のことを意識しているよなあ。

無自覚な理珠だからこそ、成幸にぐいぐい迫っていけるけど理珠が自身の恋心を自覚したらこの時のことを思い出して赤面して悶えそう。

この回の引きがキスシーンで終わったけど、本当に理珠さんたら積極的だなあ。

自覚していないが故の怖いものなし状態なんでしょうが。

問30.されど天才は[x]の究明に勤しむ

前回から続く理珠のキスについてのお話です。

前回の引きでキスしたのかと思ったけど流石に事故以外のキスは恥じらいからできなかったか。

何故かキスを躊躇ってしまったのが悔しいので意地でもキスしようとか、理珠は勉強はできるけど精神性はまだまだ幼いよね。

成幸との交流を重ねていく中で理珠の精神も成長して、他者の感情も自分の恋心も理解できたときに成幸との関係も今と変わる気がします。

自分から接近するのは平気でも、成幸からの接近には狼狽えて赤面する理珠は可愛いなあ。

あと、理珠が頭に蝉ついているのに気づかなかったところは間抜けすぎて好き。

問31.かの新天地にて迷える子羊は[x]と邂逅する

新キャラクターのあずみ先輩の登場回です。

登場時の暗そうな姿とメイドとしてのギャップが素敵。

小妖精(ピクシー)メイドあしゅみぃで~すとか名乗る姿、先輩結構ノリノリなところ好き。

問32.先人はかくも愚直に[x]な明日を見る

引き続きあすみ先輩回であり、先輩のキャラクターの掘り下げ回ですね。

苦手な理科が足を引っ張られ親から進路を反対されているあすみ先輩の夢を応援する成幸さんマジカッコいいですわ。

成幸さんって他者の為に見返りなしに何かできるところ凄いけど、成幸自身の自我というか我儘をみせないところが気になりますな。

問33.天才と先人寄れば[x]の懊悩となる

あすみ先輩とヒロインたちの邂逅回です。

あすみ先輩の彼氏役になっていることを知って、更に人間関係が複雑になっていることに意を痛める文乃さん好き。

あすみ先輩の煽りにも全く動じず否定するとこ見ると、今のところ文乃さん本当に成幸君に恋愛感情ないな。

そんな一歩引いている文乃さんが成幸君に本格的に惚れた時が楽しみだぜ。

問34.威厳ある前任者は時に[x]にかしづく

前回はヒロインたちとあすみ先輩との邂逅回でしたが、今回は先輩と先生の邂逅回です。

あすみ先輩の進路変更も説得できなかった桐須先輩の無能っぷりが改めて浮き彫りになった気がする。

なんとうか桐須先輩の真意は分かるんですけど、それを実現できてなかったら何にもならんのじゃなかろうか。

あすみ先輩がフォローしてたけど、それって先生の意図とは違うし先生を褒めていることにはならないしね。

家事は壊滅だし、お酒はちょっと口にすれば斃れるし、今までよく無事に一人暮らし出来てたなこのダメ先生。

シリーズ感想の索引

ぼくたちは勉強ができない 1巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 2巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 3巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 4巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 5巻 感想

お勧めの作品

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