ぼくたちは勉強ができない 5巻 感想 ネタバレ あらすじ

ぼくたちは勉強ができない 5巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

あらすじ

夏は受験の天王山! 勉強も恋も正念場だが、理珠とうるかの恋模様に文乃は気が気でない。縁日の夜、終電を逃し帰れなくなった成幸。そこに現れたのは…?

ネタバレなしの感想

季節は夏に突入ということで受験生にとっての追い込みのシーズンのはずが、勉強している描写より夏休み中にイベントを満喫している描写の方が多かった気がする『ぼくは勉強ができない 5巻』です。

今巻も3人のメインヒロインに2人のサブヒロインのエピソードがまんべんなく配置されていて、どのヒロインが好きな人でも出番に不満なく楽しめる内容になっていたと思います。

特に制服姿の桐須先生が楽しめる問41のエピソードの破壊力たるや凄かったです。

私生活のだらしなさが上手い具合にエピソードを面白くする要素になっていますね。

前巻から登場したあしゅみー先輩も成幸との偽装恋人ネタをつかって、ドキドキするエピソードに仕立てるのが上手いですね。

成幸と撮った写真は偽装恋人を補完する意味もあって二人の距離も近いし、乙女心をくすぐるシチュエーションの写真出して、理珠やうるかが知ったら大変なことになりそうなくらいです。

あしゅみー先輩は成幸に受験に向けての心構えを教えてくれる師匠ポジションでもあり、今巻でも存在感を放っていました。

そしてメインヒロインの3人については、文乃が巻き返しを図るかのように重要なエピソードやドキドキのシチュエーションが多かったのに比べて、理珠の出番は控えめだったかな。

成幸とヒロインの相談役、橋渡し役という気苦労ばかりが多いそんなポジションについていて、ヒロインとし手は一歩下がっていた文乃でしたが、今巻のエピソードで大分ヒロインレースでの巻き返しが出来た気がします。

電車を乗り過ごして帰る手段を失くした成幸と文乃の二人が同じ布団で一夜を共に過ごす展開は流石に強引で無理は有りましたが、ドキドキする展開であり二人の距離を縮める良エピソードでしたね。

一夜を共に過ごすというドキドキも良かったですが、それ以上に一緒に星を見て文乃の夢への再言及と、その明確な夢に向かってまっすぐに努力し続けている文乃の内面の魅力がたっぷりと描かれていて、本当に文乃が最高に可愛かったです。

文乃は問35.でのポニーテールにしてきたところも可愛かったですし、本当に今巻は文乃躍進の巻と言えますね。

一方、理珠の出番が抑えめだったのは前巻でのキスのエピソードで理珠が目立っていたのでそのバランスを取る意味もあったのだと思います。

そして、うるかは今巻でも可愛さ全開でしたし、今巻最後のエピソードがうるかメインであったため印象にも強く残りました。

恋する乙女らしくいじらしいうるかを今巻でもみれましたし、アスリートとしての才能をみせて可愛いより格好いいうるかのすがたも見れました。

うるかのスポーツの才能も凄かったですが、それ以上に仲間への気遣いや夢に向かって真っすぐ進んでいこうとする心といった内面の強さも良かったですよ。

水泳に対しての心の強さと同様に成幸への恋心も強かったら、あっさりラブコメが決着してるんだろうな。

でも、うるかの恋する乙女の奥手なところも好きなので、そうなったらなったで寂しさを感じちゃいそうです。

普段のうるかと水泳で才能を発揮するうるかのギャップに戸惑う成幸の描写も大変良かったですね。

身近にいたはずのうるかに距離の開きを感じてしまった寂しさと、その距離が錯覚だったと思い直して安堵するところ成幸の心の動きに同感できましたよ。

この心の動きから成幸がうるかのことをもっと意識すると、ヒロインレースが決着しそうですね。

今巻の引きもとても気になる発言で終わっていましたし、次巻も早く読んで感想をあげたいと思います。

ネタバレありの感想

ここから下は『ぼくたちは勉強ができない 5巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

成幸の夢・目標

今巻では夢や目標が明確であり、その夢や目標に向かって真っすぐ努力している文乃やうるかの姿が描かれています。

その二人の言葉や心を知り、自分は受験が終わったらどうするのだろうか?と自問自答をする成幸の姿も対比として描かれています。

作品スタート当初の成幸の目標は『学費援助の推薦入学の刺客を得る』ことであり、それは今も変わりません。

「大学に入学する」ということはヒロイン達にとっては夢や目標を叶える手段なのですが、成幸にとってはそこが目標でもありゴールでもあるのですよね。

貧困生活に苦しむ家族を助けたい、ヒロインたちの夢を叶える努力に協力したいと、誰かのために力を発揮する成幸ですが、自分自身のために何かをするということが少ないです。

誰かのために力を発揮するということが決して悪いわけではありませんが、成幸自身の自我や欲をもうちょい見せてほしいなって感じてしまいます。

毎回のように感想で成幸の自我に触れている気がしますが、成幸が自我や主張をもう少し出してくれればより面白くなるはずと考えてしまうんですよね。

果たして大学入学までに成幸は自分自身の目標や夢を見つけることが出来るのか?

その夢や目標とヒロイン達との恋愛は絡んでくるのかも興味深いですし、作品を面白くするための要素であると思えますね。
成幸は相手の気持ちに沿った上で相手を助けることができる素晴らしい精神の持ち主ですし、個人的に教師が適職なんじゃって気がします。

成幸が教師になれば生徒の短所を切り捨てたりせずに補える指導ができる良い先生になれると思います。

シリーズ感想の索引

ぼくたちは勉強ができない 1巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 2巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 3巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 4巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 5巻 感想

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