『ぼくたちは勉強ができない 6巻』のネタバレありの感想になります。
未読の方はネタバレにご注意ください。
目次
あらすじ
成幸と夜の母校を訪れたうるか。昔話をしていると、何故か愛の告白をすることに!? 海に水着に合宿に温泉…夏は誘惑とトラブルが満載! 負けるな受験生!!
ネタバレありの感想
季節は夏ということで受験も追い込みの時期、かと思いきや夏休みのイベントを順調にこなしているキャラクターたちの姿を楽しめました。
夏といえば海でデートは定番ですが、理珠や文乃、うるかといったメインヒロインとではなくあじゅみ先輩や桐須先生と海でのハプニングとは予想外でした。
2人とも同じようなハプニングで肌色成分増し増しでしたが、破壊力が違うように思えたのは純粋に胸の大きさが破壊力の違いに直結しているからなのかしら?
まあ、私が単純に大きな胸が好きという自分の指向に正直すぎるだけなのかもしれませんが(笑)
でも、夏休みゆえの解放感なのか今巻は肌色ネタというかおっぱいネタが多かった気がちょっとします。
分かりやすいお色気というか淫靡になりすぎないエロスにしようとするとおっぱいくらいが限度なのかもしれないですな。
という感じで今巻はあじゅみ先輩や桐須先生が目立っており、あまり成幸とメインヒロイン達との恋愛や勉強面では大きな動きはなかったように思えます。
あじゅみ先輩は成幸の事をからかう姉のような存在として本作品唯一の年上キャラの貫録をみせてくれています。
成幸の事をよくからかっていますが、あじゅみ先輩は変にでしゃばったり露骨なアピールをしないところが大人な女性の魅力って感じがします。
逆に桐須先生はヒロイン最年長のはずなのに全然大人の女性の魅力を感じないのは、普段のポンコツな姿を見せてくれているからなんだろうな!
でも、仕事時のキッチリした姿と私生活のだらしない姿のギャップ、そしてそんなだらしない姿を自分にだけみせてくれるという優越感が桐須先生の人気に一役買っているのかなって気がします・。
今巻では桐須先生の妹ちゃんが登場して、先生の過去の一端が明らかになりました。
妹ちゃんが天才と認めるフィギュアスケーターだった先生が、何故フィギュアスケートを引退し教師になったのかは今後明らかにされるときが来るのかしら?
その時が訪れるのが楽しみですわ。その時こそ、先生の新たな一面を知ることが出来てより魅力を感じるはずです。
前巻で大きく接近をした文乃やうるかは今巻はバランスを取るためにちょっと抑え目って感じましたし。
逆に理珠は文乃やうるかに比べてスポットが当たっていた気がしますね。
理珠さん、どんどんお間抜けで可愛いというマスコット枠というか小動物の様な可愛さをみせてくれました。
でも、そんなお間抜けで可愛い理珠さんがたまにみせる乙女な部分が本当にギャップになって可憐すぎますよ。
成幸に自分のへんな姿は見せたくない、でも自分の変化に気づいてくれないのは関心を持たれていない様で腹立たしいとか、本当に成幸の前でだけ恋する乙女なんだもんなあ。
理珠さんの乙女心満載の姿は本当に破壊力高いよ!
理珠さん、これでまだ自分の恋心に無自覚なんだもんなあ。恋心を自覚して、より成幸の事を意識した時の理珠さんの姿が見られるの本当に楽しみです。
それにしてもGでもギリギリとか、もうHカップやん。。。
低身長で巨乳とか私の性癖にドストライクで堪らないんですが。
このサイトでは断然、理珠さんがヒロインとして成幸と結ばれる路線を応援していきたいと思います!
各話の個別感想
私が個別に内容を語りたいと思った話の感想を以下に記載します。
問43.天才は時に[x]を共に分かち追懐する
夜の校舎に忍び込んでのデートとか胸キュンすぎるだろ。
中学生時代のうるかや成幸の姿も新鮮でした。
うるかと成幸が中学生時代からお互いの存在が救いになっていた部分もあったとか本当にうるかルートが確定じゃないのも信じられない。
うるかが水泳を続ける切っ掛けとなった成幸、父親が亡くなり心沈んでいた成幸を救っていたうるか、そんなことが分かったらもう告白して付き合うだけなんじゃないの?
と思ってしまうのですが、そこは流石成幸さんですわ。
フラグ回避能力にかけては中々の達人クラスですよ。
うるかの気持ちに気づかないだけではなく、成幸さん自ら潤香さんの告白の練習台になるとか流石です。
でも、おかげで乙女なうるかさんの告白シーンを味わうことが出来たので、このことだけは成幸さんに感謝です。
私もこんな学生生活を送りたい人生であった。どんな功徳を積めば成幸に転生できるのですかね。。。
それにしても夜の校舎に無断で侵入した挙句、プールでいちゃついているのを見つけたのに空気を読んで出てこなかった宿直の先生は本当に偉大でありました。
問44.天才と彼はその[x]なる判定に銘々慮る
理珠さんのおっぱいの破壊力に震える内容でした。
FからGへ、しかもかぎりなくHに近いとかそのポテンシャルの高さに驚愕です。
そりゃそんな大きければ、いけないとわかっていても見ちゃいますわ。
ブランコをこぐことで揺れる巨乳をついちら見してしまった成幸さんが理珠さんにばれてむっつりと理珠さんに言われてしまいましたがこれは男性として仕方ないことでしょう。
むしろ、私は成幸さんにもちゃんと性欲があったことに安心しましたよ。
でも、ちょっとだけなら触ってもいいという理珠さんの隙の大きな発言を成幸さんがスルーしてしまったのはNGでしたな。
何度も言いますが、私は小柄で巨乳というのがドストライクな人間ですので、ヒロインレースでは理珠さんを応援致します。
露知らず[x]はその深淵を覗かれるものである
自分の受験勉強の時間を削ってヒロインたちのための学習の準備に勤しむ成幸さんの姿と、そんな成幸さんの大きさを誰にも言われず理解しているあじゅみ先輩の姿が描かれている良回です。
あじゅみ先輩は恋愛レースからは一歩引いたスタンスですが、成幸のこういった無私の努力や優しさを理解しているだけにいつ成幸に本当に惚れてもおかしくないですな。
成幸さんの努力や優しさがヒロイン達を惹きつける力になっているから、成幸以上のイケメンや頭の良さを持っているキャラクターが出ても靡かないだろうなという安心感を読者に与えているのでしょうね。
まあ、そもそもライバルになるような男性キャラクターが全く出てきていないので、余計な心配なのでしょうが。
問51.天才は変遷する季節と[x]模様に憂う
前髪ぱっつんの理珠さん最高ですな。
はぁ…理珠ちゃんかわゆ…
無自覚な恋心を抱いている対象である成幸には普段と違う前髪の自分を見せて失望させたくないという想い。
でも、そんな自分の変化に成幸が全く気付いていないのは腹立たしいという感情。
理珠さん完全に成幸から自分がどう思われているのか、どう見られているのかを意識しているじゃないですか~
これでまだ自分の恋心に無自覚とか、あとどんだけ乙女心を発揮するチャンスを残しているんですか?!
これで理珠さんがうるかの様に恋する乙女モードになったら私が萌え死にますわ。
前髪を見せたくないからと被り物した理珠さんの姿はシュールすぎて笑いました。どこで用意したんだあの被りもの(笑)
そして理珠さんの前髪に全く気付かない成幸さんは鈍いにも程があるし、どんだけ相手の容姿に興味ないんだろうなと。
でも、成幸さんがすぐに髪型の変化に気づくような普通以上の感性の持ち主であれば、ラブコメにならないから仕方ないよね!
シリーズ感想の索引
ぼくたちは勉強ができない 1巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 2巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 3巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 4巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 5巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 6巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 7巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 8巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 9巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 10巻 感想
ぼくたちは勉強ができない 11巻 感想
お勧めの作品
今回のお勧めは『ぼくたちは勉強ができない 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)』です。
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