2018年も7月半ばになってしまいましたね。
今年も残り半分を切ってしまったことに愕然としてしまいますが、過ぎた時を嘆くのではなく上半期に読んだライトノベルでお勧めの作品を紹介したいと思います。
ちなみにこの2018年上期おすすめライトノベルは、好きラノ投票用にも使用しております。
好きラノとは何ぞや?という閲覧者の方は、このリンクを参照して頂き内容をご確認いただければと思います。
『好きラノ』
リンクをたどっていただければ私以外のラノベブロガーさんたちや、ツイッター上で好きな作品をお勧めしている人たちの投票結果が見れますので、まだ未読の面白いライトノベルに出会える可能性があるかと思いますよ。
目次
2018年上期 個人的お勧めライトノベル一覧
ここから順不同で2018年上期刊行であり、私が個人的にお勧めするライトノベルの一覧になります。
記載している順番は私のお勧め順となっておりますので、上にあるほど未読の方に是非読んでほしいと思う作品になっています。
オーバーロード 13巻
【18上期ラノベ投票/9784047349476】
KADOKAWA (2018-04-27)
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アニメ3期も絶賛放映中の人気シリーズ『オーバーロード』も最新刊である『オーバーロード 13巻 聖王国の聖騎士 下』です。
シリーズ13巻なのでシリーズ未読の方にお勧めしにくいのですが、『オーバーロード』自体メチャクチャ面白いので是非読んでほしい作品ですね。
その最新刊であるこの13巻ですが、12巻で人気が爆発した新キャラクターであるネイアの生存可否や成り行きが本当に見どころでしたし、予想以上に面白かったです。
アインズ様が動くと面白くなりますし、読者に安心感を抱かせますね。
本当に面白い作品なので多くの人に読まれておりますし、さらに読者が増えてくれるといいなと個人的に絶賛応援中の作品です。
私の作品感想ページはこちらになります。
シャバの「普通」は難しい 1巻
【18上期ラノベ投票/9784047351103】
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『オーバーロード 13巻 聖王国の聖騎士 下』の巻末で紹介されていた作品で、その紹介ページを見て気になったので購入したのですが大当たりでした。
主人公のエルマの無双っぷりと世間一般常識とのズレが面白かったです。
エルマは最強系主人公に通じるものがありますが、エルマの性格の根本にあるのがメイドとしての奉仕精神があり相手を想っての行動のため、その最強主人公的な行動に嫌味を感じないのが最高でしたよ。
シャバの常識からかけ離れた常識をもった主人公の活躍を楽しめる傑作です。
みんなもこの作品を読んでほしいし、人気が出てシリーズ継続してほしいです。
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天才王子の赤字国家再生術 1巻
【18上期ラノベ投票/9784797397031】
売り上げランキング: 5,009
2018年開始の新作シリーズですね。
「そうだ売国しよう」の副題に惹かれた気がしますね。
主人公の王子が行った策略謀略がことごとく相手に好意的にとられて高評価されっていう流れがとても大好きですし、面白かったです。
勘違いされるとはいえ主人公自身は優秀ですから、運だけやご都合主義的な展開すぎるという思いはあまりありません。
また主人公の従者であるヒロインとの関係性がとてもいいです。
この主人公と従者の関係だけでもこの作品を読む価値があると思います。お勧めできる作品です。
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りゅうおうのおしごと! 7巻
【18上期ラノベ投票/9784797395501】
SBクリエイティブ
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アニメも放映された人気シリーズ『りゅうおうのおしごと!』の7巻です。
主人公の師匠である清滝鋼介がメインと言える内容ですが、本当に熱い内容でした!
可愛がっていた弟子や若手に抜かれていく焦燥感、時代に取り残され老害となりかかっていることへの無自覚さという年長キャラクターの痛い部分を描きながらも、その後に経験を積んだ年長キャラクターだからこそ出せる実力以上の部分が描かれており、師匠キャラクターの面目躍如といったところが本当に面白かったです。
主人公の八一だけではなく、その周辺のキャラクターたちの内面や活躍が深く描かれる作品なので群像劇的な作品が好きな人にもお勧めできる良作シリーズだと思います。
だけど、あいちゃんが全然将棋を指さないのがちょっと心配なんですよね。。。
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始まりの魔法使い 3巻
【18上期ラノベ投票/9784040725871】
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『始まりの魔法使い』シリーズの3巻です。
こちらのシリーズは文明発展物や技術革新物といった内政ものといった一面と、時が過ぎていったとしても変わらぬ愛の物語といった一面があります。
この『始まりの魔法使い 3巻』では変わらぬ愛の物語としてとても暖かく、そして涙をこらえきれない感動が味わえる名作であるといえます。
1巻や2巻のヒロインについても、この3巻で仄めかす様な内容が描かれていますが、やはりこの3巻のヒロインである彼女の献身さ愛情の深さに打ちのめされました。
たとえ一度は無くしたとしても、その愛情は無くなることがないと思わせられる愛情の深さは必見だと思います。
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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 1巻
【18上期ラノベ投票/9784041064757】
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現代社会を舞台にしながらも家で女子高生を拾い、家で同居するというファンタジーを描いた良作です。
主人公である吉田のリスクを恐れぬ人の良さと、家出しながらも真面目な女子高生である沙優の交流や心の触れ合いが良かったです。
吉田の行為については大人として男としてどうなのかと思う方もいるでしょうが、その点は続刊である『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。2巻』で触れられていますので、是非とも1巻2巻セットで読んでほしいなと思います。
ちなみに自分なら沙優を自宅にかくまう勇気というか蛮勇はありませんし、万が一拾ったとしたら手を出さない自信もありません!
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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 1巻 感想
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 2巻 感想
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 1巻
【18上期ラノベ投票/9784896377538】
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こちらは「小説家になろう」で連載されていた作品が書籍化されたものになりますね。
Web連載版は毎日毎日更新が楽しみだった覚えがあります。
世界観からして女性優位な世界ですが、男性に対する仕打ちや主人公に対する仕打ちは本当にひどいですね(笑)
ヘイトが貯まる貯まる内容ですが、それゆえにクライマックスに至る戦闘でのカタルシスは半端なく爽快です。
お前が言うなという思いまで含めて本当にあのカタルシスは快感でしたよ。
酷いヒロインこと通称ヒドインを産み出すことに定評のある三嶋与夢先生の作品とは思えぬほど、メインヒロインたちは可愛いし素敵なのもうれしい驚きですよ。
感想をあげようと思いつつまだあげていないので近々感想をあげようと思います。
ガンゲイル・オンライン 7巻
【18上期ラノベ投票/9784048937894】
売り上げランキング: 218
アニメ版も好評であったSAO GGO(ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン)の新刊です。
またスクワッド・ジャムかや、またピトフーイがラスボスなんだろうなとすれた思いでいましたが、新刊はこれまでと趣を変えておりとても面白かったです。
リアルの香蓮の将来に影響がありそうな内容ですし、敵である山田炎のキャラクター性やバトルロイヤルの展開の読めなさも含めとても面白かったですね。
上中下巻構成との事なので、この上巻は物語導入部という所ですがこれからの盛り上がりを予想させる面白さでした。
ところで、当初は上下巻構成だったはずがいつの間にやら上中下巻構成になっていますが、これはもしかして上中下巻完結編123とかの攻勢にならないですよね?(笑)
私の作品感想ページはこちらになります。
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 7巻 感想
まとめというか一言
以上が、私が個人的にお勧めする2018年上期に刊行されたライトノベルになります。
どの作品も私が布教したい作品ですし、続刊が出てほしいと願っている作品でありますので興味をもってくれた方が読んでくださるととてもうれしいです。
他のブロガーやラノベスキーな人の投票結果から面白い作品をスコップするのも楽しいと思いますので、ぜひぜひ「好きラノ」を閲覧して頂ければと思います。