ゴブリンスレイヤー 1巻 感想 ネタバレ あらすじ

シリーズ累計150万部突破!
TVアニメ化決定! !

アニメーション制作:WHITE FOX

【「このライトノベルがすごい! 2017 文庫新作ランキング1位! 文庫ランキング第5位! 】

「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」
圧倒的人気のweb作品が書籍化!

「ゴブリン以外に用はない」
これは、小鬼を殺すだけの男が「冒険者」になることを願う物語。

「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」
その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)
にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。
それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。
彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。
そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼
娘。そんな中、彼の噂を聞き、森人(エルフ)の少女が依頼に現れた――。
圧倒的人気のWeb作品が、ついに書籍化! 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー、開幕!

ゴブリンスレイヤー 1巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

この記事も旧ブログからの移転記事になります。

移転に合わせて文章を改編していますが、ほぼほぼ旧ブログの内容と同じ内容になっています。

ネタバレなしの感想

再読して改めて認識しましたが、作中でも最弱と言われているゴブリンの種族としての恐ろしさと人間とは相いれることができない残虐さとが全編にわたって描かれていますね。

子供並みの知能と背丈、そして力とゴブリン自体がもつ個体での能力は脅威ではないのですが、繁殖力の強さから生じる数的優位と愚かながらも狡賢いという性質が合わさったときの恐ろしさは桁違いですよ。

悪意ある小学校高学年の男子が圧倒的な数で襲い掛かってくる恐ろしさ、しかも拙いながらも罠や戦術を使ってくると思えば、一般人や未熟な冒険者が蹂躙されるのは当然に思えます

そんなベテラン冒険者にとっては弱者であり、ルーキー冒険者や一般人には恐るべき脅威であるゴブリンという存在と戦い殲滅することにすべてをかけている主人公 ゴブリンスレイヤーの生き様を描いた作品です。

ゴブリンたちを殲滅することだけを考えていたゴブリンスレイヤーさんが、女神官と出会い仲間となったことで人との触れ合いを思い出し、そのことにより生き様が変わっていくという物語でもあります。

ゴブリンという醜悪な敵を掘り下げていますので、それに対峙するゴブリンスレイヤーの個性も輝いています。

純然たる悪意の塊であるゴブリンを殲滅する銀級冒険者ゴブリンスレイヤーの生きざまはハードボイルドな雰囲気がありますね。

本作『ゴブリンスレイヤー 1巻』では、いつどこでどのキャラクターが死ぬことになるか全くわからない緊迫感がありますし、死と隣り合わせのキャラクターたちの想いと行動こそこの作品の面白さの神髄なんじゃないかなって思います。

コミカライズされた際にまとめサイトなどで過激なシーンが取り上げられていましたが、ただ過激なだけではなくそこに犠牲となってしまう冒険者たちの心情と、犠牲になった冒険者とは違うゴブリンスレイヤーのプロ意識の高い行動の対比も面白さにつながっていると思いますよ。

残虐非道で狡猾であれど愚かで個体として弱いが集団としては脅威であるゴブリンたちと、そのゴブリンを殲滅することに人生を賭けているゴブリンスレイヤーの戦いという要素は、この『ゴブリンスレイヤー 1巻』にすべて詰まっています。

死と隣り合わせのシリアスな戦闘シーンが読みたい読者の方にはぴったりの作品であると思います。

孤独な殺戮者、復讐者が仲間を得て、彼らとの交流の中で変わっていき人としての感情を取り戻していくといった物語が好きな人にもおすすめの作品です。

ネタバレありの感想

ここから下は『ゴブリンスレイヤー 1巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

ゴブリンスレイヤー 1巻全般の感想

ネタバレなしの感想でも書いていますが、ゴブリンの恐ろしさが嫌というほど書かれています。

世界に対する憎しみと悪意の権化であるゴブリンと対峙する恐ろしさは半端ないです。

冒頭の女神官が最初に参加したパーティーを襲った惨劇は、物語当初でゴブリンの狡猾さと恐ろしさを表す出来事であったと思います。

愚かとはいえ地の利を生かす程度の頭脳はありますし、その頭脳を用いて学習して道具を使うことが出来るというのは脅威度が高いといえます。

撃退された冒険者の武器がゴブリンたちの武器になるという事ですし、武器を持ったゴブリンが集団で襲ってくると考えれば新人冒険者や一般の村人がゴブリンを倒すという事は困難であります。

そんな一般の村人から見れば恐ろしい存在であるゴブリンが行う残虐な行為の数々は想像するだに恐ろしくぞっとしますね。

一般の村人には脅威の存在であるゴブリンですが、熟練冒険者たちからすれば油断しなければ負けない存在であり、戦う相手に選ぶには報酬の少ない存在でもあります。

熟練冒険者がそんな旨味の少ない相手と戦う訳がなく、放置され数を増やし一般の村人たちの脅威となるというらちがあきません。

そんな世界の危機ではないが身近な脅威であるゴブリンと戦い殲滅してくれる、村人たちの救世主であり英雄であるのが、本作の主人公ゴブリンスレイヤーです。

熟練冒険者であるのにゴブリンを殲滅することに全てを賭け、冒険者たちからゴブリンスレイヤーという別称で呼ばれているゴブリンスレイヤーさんですが、彼こそ身近な英雄なんですよね。

彼が居てくれるからこそ村人たちの脅威が減り平和が保たれています。

世界の危機は世界の危機として存在する世界観ですが、世界の危機だけが命の危機ではありませんし、身近な危機から守ってくれるゴブリンスレイヤーさんの存在は、決して世界の救世主に劣るものではないと思います。

身近な脅威であるゴブリンたちと戦うことに特化し、ゴブリンたちの行動様式を知り尽くしていたゴブリンスレイヤーさんが居たからこそ、世界の危機となり得たゴブリンロードによる被害が軽減されたし、その軍勢との戦いに被害少なく勝利できたのです。

ただし、確かにゴブリンスレイヤーの存在があってこその勝利であることは間違いありませんが、この勝利はゴブリンスレイヤーさんだけの手柄ではありません。

物語当初のゴブリンスレイヤーさんであれば、ゴブリンロードとの戦いに臨むにあたり、冒険者たちの協力を得ることが出来たか疑問でありますからね。

冒険者仲間たちに助けを願うことが出来たのは、女神官と出会い共に冒険することを覚えた点にあります。

女神官と冒険をしていなければ、妖精弓手、蜥蜴僧侶、鉱人道士とも出会う事も冒険することもなく、人に頼るということも助けを求めることもゴブリンスレイヤーさんは出来なかったのだと思います。

ゴブリンを殲滅することに命を懸ける機会のような存在であったゴブリンスレイヤーさんが、仲間たちと出会い、仲間とともに旅を冒険をすることで仲間に頼ることを覚え、人の感情を取り戻していくというハートフルストーリーとも本作は言えるのではないでしょうか。

冒険者たちと共同でゴブリンロードを倒した経験を経て、ゴブリンを殺戮するだけの存在から、ゴブリンを殲滅する冒険者として変化したゴブリンスレイヤーさんの冒険を今後も楽しんでいきたいと思います。

シリーズ感想

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お勧めの作品

ゴブリンスレイヤーの最新刊『ゴブリンスレイヤー 8巻』の発売日は2018年10月15日です。

新刊発売の際にはゴブリンスレイヤーのアニメ化についての情報が載っていそうですね。

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