ゴブリンスレイヤー 2巻 感想 ネタバレ あらすじ

ゴブリンスレイヤー 2巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

旧ブログの方から感想記事を移転しようと思っていたのですが、誤って『ゴブリンスレイヤー 2巻』の感想を削除してしまいました。

そのためゴブリンスレイヤー 2巻の感想を1からあげなおしております。

再読での感想になりますのでご了承いただければと思います。

あらすじ

水の街の地下迷宮に挑め!

「どうか、わたくしどもの街を救っては頂けないでしょうか」
「救えるかどうかは、わからん。だが、ゴブリンどもは殺そう」

ある日、ゴブリンスレイヤー指名の依頼書が冒険者ギルドに届いた。
差出人は水の街――辺境一栄える至高神の都の大司教(アークビショップ)だった。
大司教はかつて魔神王を打ち倒した金等級の一人として、剣の乙女と呼ばれる英雄でもあった。
彼女いわく、水の街の中に何故かゴブリンが出るという。

ゴブリンスレイヤーは妖精弓手、女神官、蜥蜴僧侶、鉱人道士とともに水の街の地下迷宮に挑む!
「この小鬼禍は、人為的なものだ」
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第2弾!

前巻での出来事から仲間を得て、周囲を頼ることを覚え成長したゴブリンスレイヤーの冒険第二編です。

ゴブリンを殺戮するものとしての評判が広がり、ゴブリンスレイヤー名指しの依頼に応え次の冒険の舞台は水の街の地下迷宮。

突如現れたゴブリンの脅威を打ち払うために奮闘するゴブリンスレイヤーとその仲間たちの冒険が楽しめる内容となっています。

ネタバレなしの感想

個人的な評価

面白かったです。

ゴブリンスレイヤー 1巻』を楽しめた方なら今巻も十二分に楽しめると思います。

弱いとされるゴブリンたちの恐ろしさ残虐さは前巻に引き続きえがかれていますし、その弱くも恐ろしいゴブリンを殲滅するものであるゴブリンスレイヤーさんの武骨なカッコよさが良く描かれていました。

武骨な中にも前巻の経験を踏まえて仲間たちに不器用ながらも気を遣うゴブリンスレイヤーさんは可愛かったですし、そんなゴブリンスレイヤーさんを仕方ないなと受け入れてくれている仲間たちの暖かさと絆に胸が暖かくなりますよ。

ここから下は『ゴブリンスレイヤー 2巻』を読んで個人的な良かった点と悪かった点になります。

良かった点

■ゴブリンの恐ろしさと強さが前巻と同様に描かれている点

本作のウリはやはりゴブリンスレイヤーさんの存在と倒すべき仇敵であるゴブリンの存在にあると思います。
 
その仇敵であるゴブリンの恐ろしさが本巻でも変わらず描かれているのは良かったです。
 
ゴブリンロードの指導者としての恐ろしさとは別種の強さを持った新手のゴブリンの登場はワクワクしました。
 

■ゴブリンスレイヤーさんが成長し、より魅力的になっていた点

ゴブリンを殺すためのマシーンであったゴブリンスレイヤーさんですが、前巻での経験を経て人間的な成長を遂げているように感じられました。
 
本当に人付き合いが苦手ですし口下手なゴブリンスレイヤーさんですが、コミュニケーションを取る事を諦めている訳でもなく気遣いが出来ない訳でもない点がしっかり描かれていて、不器用なゴブリンスレイヤーさんの人柄に好意を抱いてしまいますね。

そしてその不器用な点と、ゴブリンを殺戮するときの機転の良さや周到さとのギャップが面白いですしカッコいいですね。
 

■仲間たちとの絆が深まっている点

 
パーティーとしての経験を積み仲間たちとの絆がより深くなっているところが良かったです。
 
絆を感じるからこそ仲間たちの危機にハラハラドキドキしましたし、逆転劇にカタルシスを覚えました。

悪かった点

■ゴブリン頼りになっている点

良かった点の裏返しになるのですがゴブリンという仇敵の存在が強過ぎるため、また相手がゴブリンかと思ってしまう部分が若干あります。
 
ゴブリン種族の中のクラスで差別化を図るにも限度がありますし、今後どういった敵を用意しゴブリンスレイヤーさん立にぶつけていくのかは興味深いです。

今巻の内容

英雄と呼ばれる剣の乙女に名指しでゴブリン退治を依頼されたゴブリンスレイヤーさんとその仲間たちが、水の街の地下迷宮に発生したゴブリンを退治するお話です。

内容としては一行で説明できてしまうのですが、ゴブリンスレイヤーの冒険がそんな優しく安全なものの訳がなく思いもよらぬ脅威がゴブスレさん一行に襲い掛かります。

ゴブリンという種族の恐ろしさと、弱いゴブリンの中に存在した個として強さを誇る存在との苦闘、そしてそもそも何故ゴブリンが発生したのかという原因究明と面白い要素満載の冒険譚でした。

そして、ゴブリンスレイヤーへ依頼をした剣の乙女という存在がこの事件にどのように絡んでくるのかという点も面白かったです。

英雄と呼ばれる女性が何故ゴブリン退治をゴブリンスレイヤーさんに頼んだのか?

という点が終始気になりましたし、その理由が判明するクライマックスの内容には胸が熱くなること間違いなしです。

風変わりな意欲作と言えた『ゴブリンスレイヤー 1巻』の正統進化作として、『ゴブリンスレイヤー 2巻』は間違いなく面白い内容でありますよ。

個人的にこの『ゴブリンスレイヤー』シリーズは大好きな内容ですので、今後も読んで感想をあげていこうと思います。

ネタバレありの感想

ここから下は『『ゴブリンスレイヤー 2巻』』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

今巻のゴブスレさんについて

今巻のゴブリンスレイヤーさんも魅力的でしたね。

仲間たちに不器用ながらも気を遣う姿は本当に可愛かったですし、ゴブリンを殺戮する姿は格好良かったです。

特に可愛いなと思ったところはクライマックスの戦闘シーンが終わった後のセリフですね。

「火攻めでも、水攻めでも、毒気でもないぞ」と妖精弓手に主張したところは、兜の中で得意げで満足げな顔をしているゴブリンスレイヤーさんが想像できて面白かったですよ。

きっと、妖精弓手に禁止と言われるたびに腑に落ちぬと思いながらも仲間からの苦言を受けてどうにかしようと考えていたのでしょうね。

考えた結果が火責めよりも派手な爆発ってところがゴブリンスレイヤーさんらしさがあるかと思います。

ゴブリンを殺すために禁止されていない有効な行為があるのなら躊躇わないのもゴブリンスレイヤーさんらしいですよ。

他にも街に出て女神官と買い物するところでアイスクリンをご馳走したり、パーティーメンバーに氷菓を振る舞おうとするところはゴブリンを殺戮する以外の行為にもゴブリンスレイヤーさんが意味を見出したようで嬉しいです。

ゴブリン殺戮マシーンから1人の冒険者へもどる途中という感じで、一歩一歩少ないながらも変化しているんだなと感じられました。

一方でゴブリンたちを殺戮するゴブリンスレイヤーさんは格好良かったですよ。

今回の敵はゴブリンたちとゴブリンを率いるゴブリンチャンピオンでした。

ゴブリンたちの脅威はその数の多さと愚かだが悪辣な点にありますが、ゴブリンチャンピオンの強さは個としての武力にあります。

ゴブリンチャンピオンの実力はゴブリンスレイヤーさん以上のものがあり、ゴブリンスレイヤーさんもその仲間たちも窮地に追い込まれるほどの強さがありました。

いや本当にゴブリンチャンピオンは恐ろしい敵でしたね。

ゴブリンスレイヤーさんが瀕死に倒れ、妖精弓手もゴブリンの群れに蹂躙され、女神官もゴブリンチャンピオンに肩を食いちぎられたとき、ゴブリンスレイヤーさんのパーティにも遂に犠牲者が出るのかと驚いた覚えがあります。

この時は死を目前にしたゴブリンスレイヤーさんの奮闘もあり九死に一生を得ることができましたが、危ういところでした。

ゴブリンスレイヤーさんが瀕死の中でもゴブリンチャンピオンに一矢を報いることができたのは、きっと仲間たちの窮地を救わねばと考えたことにあるのだと思います。

全滅する運命など糞喰らえだと運命を変えるほどの行動を行えたのは、信頼を絆を積み重ねた仲間たちを救わねばと考えて動けたからだったのでしょう。

以前のソロ冒険者であった頃のゴブリンスレイヤーさんでしたらきっとここで冒険を終えてしまっていたのかもしれません。

仲間を得たことで、仲間たちに救われ仲間たちを救い以前とは別の強さを手に入れている様に思えますね。

ゴブリンスレイヤーさん立ですら窮地に追い込んだゴブリンチャンピオンをどうやって倒すのかと考えていましたが、あんな倒し方をするとわね(笑)

正攻法で、仲間との連携で、自分たちより各上の敵を倒すのではなくて、結果的にゴブリンを殺戮できればいいと考えるゴブリンスレイヤーさんらしい倒し方でしたよ。

本当にこの正統派冒険者とは一味違うところがゴブリンスレイヤーさんの格好良さであり魅力なのだと思えます。

剣の乙女について

冒険の依頼者であり、色々と不穏な気配を漂わせていたので黒幕側かもしくは何らかの思惑や謀略があっての行動かと邪推していましたが、そんなことはありませんでした。

英雄と呼ばれる剣の乙女ですが、その内面にはゴブリンに蹂躙された過去を持ちゴブリンという存在に怯えるか弱い少女の部分がある、弱き女性でした。

かつて幼いころ姉がゴブリンに蹂躙される姿をただ見ることしかできなかったゴブリンスレイヤーさん。

ゴブリンスレイヤーさんは姉を救うことは出来ませんでしたが、姉と同じ様にゴブリンに蹂躙された剣の乙女のことを救う事はできました。

ゴブリンスレイヤーというゴブリンにとっての天敵の存在を知り、そのゴブリンスレイヤーさんに実際にゴブリンの脅威から救ってもらえたことで剣の乙女さんは心の平穏を取り戻すことが出来ました。

ゴブリンスレイヤーさんは世界を救う英雄ではありませんが、ゴブリンの存在に怯える人々にとっては世界を救う英雄と同等の存在であるといえます。

剣の乙女さんからすればゴブリンスレイヤーさんはどんな英雄よりも間違いなくヒーローでありますから、そりゃ惚れるなという方が無理というモノですよね。

あんな妖艶雰囲気をもつ剣の乙女さんを、正に名前の通り乙女にしてしまうゴブリンスレイヤーさんはマジ凄いっすわ。

個人的に剣の乙女さんは好きなキャラクターなのでまた出てきてほしいなと願っています。

ヒロインズの中でも好きな方ですよ。

シリーズ感想の索引

ゴブリンスレイヤー 1巻 感想
ゴブリンスレイヤー 2巻 感想
ゴブリンスレイヤー 3巻 感想
ゴブリンスレイヤー 4巻 感想
ゴブリンスレイヤー 5巻 感想
ゴブリンスレイヤー 6巻 感想
ゴブリンスレイヤー 7巻 感想
ゴブリンスレイヤー 8巻 感想
ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 1巻 感想
ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 2巻 感想

お勧めの作品

ゴブリンスレイヤーの最新刊『ゴブリンスレイヤー 8巻』の発売日は2018年10月15日です。

アニメ版ゴブリンスレイヤーは2018年10月開始ですので、アニメ放映時期に合わせての新刊のようですね。

アニメで知名度と人気が上がり、売れ行きが加速するんじゃないでしょうか。

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