ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 2巻 感想 ネタバレ あらすじ

ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 2巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

アニメも人気放映中の『ゴブリンスレイヤー』

その『ゴブリンスレイヤー』の前日譚に当たる外伝作品の新刊の感想になります。

イヤーワンの続編だったのでイヤツーかなとおもっていましたが、まだ一年目の活動の続きなのでタイトルはイヤーワン2でしたね。

次巻はイヤーワン3なのか、イヤツーなのか気になるところです。

あらすじ

ゴブリンスレイヤー、暗黒の塔に至る。

「ゴブリンか?」
「残念ながら、不幸にして、幸いなことに、まさしくその通り!」

ゴブリンスレイヤーと呼ばれはじめた青年は、ゴブリンの群を皆殺しにした時に、不思議な灯の輝く指輪を見つける。その鑑定に紹介されたのが街外れに住む偏屈な魔術師――孤電の術士だった。彼女はギルドから依頼されている怪物辞典の改稿の仕事の手伝いをゴブリンスレイヤーに頼む。その担当する項目は――、
「ゴブリンについてか」

孤電の術士とともにゴブリンのことを調査するゴブリンスレイヤーは世界の果て――暗黒の塔へと辿り着く……。蝸牛くも×足立慎吾が贈る外伝「イヤーワン」第2弾!

ネタバレなしの感想

本作『ゴブリンスレイヤー イヤーワン』はゴブリンスレイヤーさんが冒険者となって1年目の活躍を描いた作品であり、本編『ゴブリンスレイヤー 1巻』のゴブリンスレイヤーさんに至るまでの物語です。

冒険者として駆け出しのゴブリンスレイヤーさんが、ゴブリンの巣で見つけた指輪をきっかけに孤電の術士と知り合い、彼女の依頼でともに冒険をするお話となっています。

本編の前日譚ということでゴブリンスレイヤーさんが他の冒険者と交流を重ねて親交を深めていくところが少ないんですよ。

他の冒険者たちからは胡散臭いものを見られるようですし、牛飼い娘や受付嬢とも本編のような交流を築けていないですからね。

そんな他者との交流が皆無のゴブリンスレイヤーさんが指輪をきっかけに孤電の術士とゴブリンが係る冒険をするというのが今巻のメインエピソードです。

今回登場した孤電の術士という新キャラクターもいいキャラクターをしていました。

ゴブリンスレイヤーさんの第2の師匠ともいえる存在なんじゃないでしょうか。

この孤電の術士がいたからこそ、ゴブリンスレイヤーさんが本編でゴブリンたちを相手に無茶ともいえる行動ができたともいえますね。

ゴブリンの血液や臓物を使った匂い消し、転移の巻物をとんでもないところにつなげる術などは、この孤電の術士がいなかったら生まれなかったのかもしれないですね。

孤電の術士と妖精弓手がであったとしたら、きっと妖精弓手が一言二言というか怒って文句を言うんだろうなと想像が出来ますよ。

孤電の術士との冒険はゴブリンスレイヤーさんが幼き日に憧れていた冒険者らしい冒険であったと思います。

孤電の術士が辿り着きたかったところの意味など、きっとTRPGに詳しい人ならもっと楽しめるのかなと感じました。

孤電の術士との冒険部分以外にもいくつも見どころがあり楽しめる内容でした。

未熟であったゴブリンスレイヤーさんが本編開始時のゴブリンを殺戮するマシーンに至る成長の一端も楽しめましたし、本編でゴブリンスレイヤーさんが使用していたスキルなどのルーツもいくつかここで語られています。

また本編ではゴブリンスレイヤーさんの女房ともいえる牛飼い娘とも再会したばかりで交流にぎこちなさを感じさせます。

槍使いと魔女がパーティを組むにいたった経緯も知ることが出来ましたし、本編登場キャラクターの深堀がされているところも外伝作品のよいところですね。

『ゴブリンスレイヤー イヤーワン』は、ゴブリンスレイヤーさんの冒険者生活の1年目が終わるまで続けるのですかね?

もしくはゴブリンスレイヤーさんが銀等冒険者になるところまで描くのでしょうか?

どちらになるにしても、本編『ゴブリンスレイヤー 1巻』の登場シーンに至るところが描かれるのを楽しみにして、続刊も追っていきたいと思います。

ネタバレありの感想

ここから下は『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 2巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

ゴブスレさん

ゴブリンを絶対に殺す、機械の様に感情が分からない殺戮マシーンではないゴブリンスレイヤーさんの姿は新鮮でした。

本編でゴブリンスレイヤーさんが見せてくれた技術の一つ一つが、経験から得た知識や技術の積み重ねであったんだなと納得できる描写が良かったです。

ただ転移の巻物の使い方はゴブリンスレイヤーさんの性格が出ていたなと、何かもう少し手軽なものではなくイキナリ大量の水を湧き出させて塔内を水没させるとか本編のゴブリンスレイヤーさんを感じさせてくれましたよ。

冒険者としてもゴブリンを殺戮するものとしても未熟なゴブリンスレイヤーさんが描かれていましたが、対人関係の未熟さは物語開始当初を思い出させてくれました。

本編ではそれでも親交を重ね比較的ましな関係を築いていた牛飼い娘とも満足に交流ができていませんからね。

故郷の村が壊滅してから数年ぶりに再会し、昔と様子や雰囲気が違うゴブリンスレイヤーさんとどう接していいか悩む牛飼い娘の姿も新鮮でした。

本編での関係も当たり前にあったものではなく、長い期間をかけて関係を築いていったんだなと納得できました。

接し方に迷っていた牛飼い娘にゴブリンスレイヤーさんの本質を伝えた孤電の術士の一言はとても貴重な助言でしたね。

孤電の術士がいたからこそ、牛飼い娘とゴブリンスレイヤーさんの間にあった壁を一つ壊せたんだと思います。

本当に孤電の術士ってゴブリンスレイヤーさんにとってターニングポイントともいえる重要なキャラクターだったんだなあ。

孤電の術士

ゴブリンスレイヤーさん達が活動する世界とは別次元に至ることを目指していた孤電の術士ですが、クライマックスで念願をかなえ盤外の外に至ったようです。

ゴブリンスレイヤーの世界をTRPGの世界であると仮定すると盤外の外に至った孤電の術士は、操作されるキャラクターではなく操作する側のプレイヤーに至ったということなのでしょうかね?

だとすると盤外でサイコロを振る神のような存在に孤電の術士はなったともいえます。

理不尽に紙により操作されサイコロを振られる存在を脱することを目指していたのか、未知の世界である盤外を体験してみたかったのか。

孤電の術士の真意は分かりません。

ですが、盤外の世界に至った彼女がゴブリンスレイヤーさんと再会することはないのだろうなとは思います。

幕間などでサイコロを振る彼女や、盤外からゴブリンスレイヤーさんの活躍を見る孤電の術士というのはみてみたいものです。

若い戦士

前巻に引き続いて登場した若い戦士ですが、新米冒険者たちを救うファインプレーをしましたね。

若い戦士からの注意喚起が無かったら、あの冒険者たちは『ゴブリンスレイヤー 1巻』の冒頭で壮絶に散っていった女神官の仲間たちの様になっていたことでしょう。

この新キャラクターである新米冒険者である女武闘家と、まだ未熟ながらも凄惨な冒険で経験を積み新米から脱却してきた若い戦士の関係がいいんですよ。

未熟ながらも冒険を重ねる感じで成長していく姿と、関係を積み重ねていくところが凄い好みです。

若い戦士が心身に傷を負いながらも立ち上がり冒険者を続けていっているところも逞しさを感じて、このキャラクターが好きになってしまいました。

ただ、この二人に好感を持ってしまったことで、今後の展開に若干不穏といいますか不安があるんですよ。

本編に登場しているキャラクターは本編開始までの安全が担保されていますが、本編に登場していない若い戦士と女格闘家は死んでしまっても本編に影響ありませんからね。

短い登場シーンですがあの二人の雰囲気が好きなので、酷い目にあうことがないといいな。

シリーズ感想の索引

シリーズ感想の索引

ゴブリンスレイヤー 1巻 感想
ゴブリンスレイヤー 2巻 感想
ゴブリンスレイヤー 3巻 感想
ゴブリンスレイヤー 4巻 感想
ゴブリンスレイヤー 5巻 感想
ゴブリンスレイヤー 6巻 感想
ゴブリンスレイヤー 7巻 感想
ゴブリンスレイヤー 8巻 感想
ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 1巻 感想
ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン 2巻 感想

お勧めの作品

今回のお勧めは『ゴブリンスレイヤー 1 (初回生産限定) [Blu-ray]』です。

アニメは過激描写をどうするのかなと思っていましたが十二分に表現されていましたので、その時点で勝利でしたね。

話題を呼べば視聴者も増えますし、一度見ればハマれる内容であると思いますから!

アニメ版も売れてくれて第二期『ゴブリンスレイヤー』も放送されると嬉しいです。

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