異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 12巻 感想 ネタバレ あらすじ

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 12巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

いつもと違い今回はネタバレありの感想だけになります。

発売からもうしばらく時間たっているからネタバレなしの感想はいらないかなという判断です。

なので、ネタバレを踏みたくない人はご注意ください。

あらすじ

魔王を演じるディアヴロは、リフェリア王から討伐クエストを依頼された。
しかし、目標のコボルトと仲良くなってしまい、とうとう王国と対立してしまう。
そうした状況が一夜にして破壊された。
なんとゲルメド帝国が宣戦布告してきたのだ!
圧倒的な強さを持つ魔導機兵により辺境の城塞都市が陥落してしまう。
一方、逃亡中のディアヴロは大いなる危機に陥っていた。
シェラが赤面して告げてくる。
「あのね……ディアヴロ……あたし、見ちゃったんだけど」
「は?」
「夜に、庭で……ソラミさんと……してた、こと」
やがて世界を震撼させる魔王(演技)が、絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、第十二幕!
超展開、開幕!

ネタバレありの感想

前巻『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 11巻』でのコボルト討伐を巡る騒動でリフェリア王国と敵対したディアヴロたち。

今巻からリフェリア王国との戦いが始まるのかと考えていましたが、まったく予想もしていなかった展開に驚きましたよ。

いきなり現れたゲルメド帝国がリフェリア王国へ宣戦布告。

帝国が用いる魔導機兵という搭乗型のロボット兵器が圧倒的な強さを見せつけ、国境の砦をあっさり陥落。

一度の会戦で国王が殺され崩壊一直線のリフェリア王国とこんなの予想もつきませんよ。

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』シリーズってコミュニケーション能力に問題のあるディアヴロの反応を笑ったり、

あからさまなエッチなネタを暖かい目で見守るコメディ寄りの作品じゃなかったでしたっけ?

急に異世界を舞台にした戦記風の作風になってちょっと驚きました。

驚きはしましたが、私は今巻から描かれた展開は嫌いじゃないです。

次の展開が読めなくなったので、ディアヴロの行動や帝国側の出方を楽しめて面白いです。

それに魔導機兵という強力な敵を相手が敵になったことで、ディアヴロさんが覚悟を決めて自分の意思で決断し、行動しましたからね。

ディアヴロさんは基本的に魔王のロールプレイングをしないと満足に会話もできず、自分からは動かずに流されてくるばかりでした。

そんなディアヴロさんがレムを守るために、自分の意思で魔導機兵を倒すという決断し、実際に相手を殺しました。

ディアヴロは強大な力を持つとはいえ、中身は一般人のメンタルと変わりありませんからね。

この辺かはディアヴロさんが本当に大切なものを得たことによる成長なのか?

それともその場の勢いによる行動であり、次巻以降の展開でこの時の殺人を苦にしてしまうのか?

というのは気になるところです。

私個人の勝手な希望としてはレムやシェラを大切な存在、特別な存在と自認したうえでの変化や成長であってほしいです。

帝国による王都侵攻、レムの略取はディアヴロの力により退けました。

ただし、ゲルメド帝国皇帝の目的がレムの身柄である以上、ゲルメド帝国の侵攻はまだ続きます。

レムを守るためにディアヴロはゲルメド帝国皇帝を倒すのかしらね?

レムのためとはいえ、帝国を打倒し王国を救う事になれば、ディアヴロの王国への影響力は物凄いことになりそうです。

既に教会勢力はルマキーナを通じてディアヴロの影響力にあるともいえます。

そうなると対帝国戦の終結後、ディアヴロをトップとした国が誕生してもおかしくないですね。

ノアさんが王国を見捨てて、崩壊後に自分の望む方向に王国を変えようと画策してましたが、その試みはディアヴロの存在により破たんしそうだ。

ノアさんも生まれとか成り上がるまでのお話とかすごい面白そうだし、ノアさん配下の王宮騎士団も個性豊かなキャラクター揃いで魅力的な勢力ではあるんですけどね。

それでも、ディアヴロと敵対するには力不足っぽいからな。

まあ、まずはゲルメド帝国戦のことを考えるのが先ですね。

現状、魔導機兵に立ち向かえるのがディアブロしかいないのをどうするかです。

剣聖のあの娘を呼ぶのか、メイドのあの娘を呼ぶのか、魔王のあの娘を呼ぶのか、前巻で敵対した師範代のあの娘を呼ぶのか?

こう考えると戦力になりそうなの女性陣ばっかだな。

でも一番身近にいる女性、レムとシェラが戦力としてはまだまだ未熟というか、成長しているはずなのに戦力になり得ていないですね(笑)

ディアヴロの戦う理由とするためだから仕方ないとはいえ、攫われ役やトロフィー役にしか思えず魅力的に思えないのかなって気がします。

そろそろレムとシェラがディアヴロに守られるだけではなく、肩を並べるか背中を守る存在になってほしいな。

ディアヴロさんの決意

ついに自分の意思を覚悟を、決意を見せてくれた主人公のディアヴロさんです。

今巻でも魔王ロールプレイングでのコミュニケーションのみでしたが、変化したことでこの部分も変わっていきそうですね。

ハプニングとか相手から求められたからではなく、自分の意思でレムとも口づけを交わしていました。

後は自分の感情を素直にレムやシェラに伝えたり、ディアヴロの弱みを二人に伝えたり甘えたりできれば3人の関係性もいい方向に代わりそうな気がします。

大切な人を守るためとはいえ、女の子を殺してしまったことはディアヴロさんにとって辛い部分があったと思うのですよ。

その辛い部分をレムやシェラに甘えたり、すこし受け取ってもらってもいいんじゃないかな。

レムやシェラもディアヴロさんに支えられるだけではなく、ディアヴロさんを支えたいと思っているはずですから。

次巻で3人の関係が前向きに変化するところを見たいですね。

レムさん

魔王の魂の器だったレムさんですが、こんどは皇帝が生まれ変わるための器として狙われてしまいました。

レムさん、前巻で強くなったと思ったのに今までと変わらず敵にやられて、ディアヴロさんの動機付けの種にされてしまってますね。

物語の構造上、仕方ないのかもしれませんが守られるだけのヒロインって魅力がちょっと損なわれる気がしますよ。

主人公に救われる役割というのを否定したい訳ではないのです。

ただ、私の個人的な好みとして一方的に救われる関係に魅力を感じないのですよね。

戦闘面で救われるヒロインであるなら、戦闘以外の部分では主人公を支えたりしてほしいのですよ。

ディアヴロさんが心を開いていないという根本的な部分があります。

でも、レムさんにはディアヴロが心を開ける様な行動を起こしてもらいたいものです。

アリシアさん

帝国の捕虜になり、帝国で最強の魔導機兵の搭乗者にさせられてアリシアさん。

次巻では帝国軍の駒としてディアヴロの前に立ち塞がるのか?

それとも魔導機兵を奪い、ディアヴロ側の戦力になるのか?

なんかどっちの展開になったとしてもディアヴロさんが頭や胃を痛める展開になりそうだな(笑)

普通に考えて洗脳ないし、強制させられてディアヴロと敵対することになるかなとは思います。

今巻でディアヴロが殺した魔導機兵の搭乗者たちは、ゲームのキャラクターとしては認知していた女の子たちでした。

でも、アリシアの場合はゲームのキャラクターではなく、ディアヴロとも交流のある人間として認識しているはずです。

大切な存在を護るためとはいえ、アリシアというよく知った人間を殺すことは出来るのか?

というディアヴロさんの覚悟と決意を試すための敵としてアリシアが選ばれたんじゃないかと邪推してしまいますね。

果たしてディアヴロはアリシアと敵対した時、彼女を殺すかもしれないのに倒すことが出来るのか?

という点が次巻の注目点になるんじゃないかしら?

こんだけ長々書いて、あっさりアリシアが脱走に成功して、ディアヴロの強力な味方になってたら笑えますな。

シェラさん

今巻は完全なネタキャラでした。

前巻の引きと、今巻の冒頭にあるソラミさんとしてたこと見たという展開も、拍子抜けでガッカリですわ。

修羅場が見たいとまではいわないけど、あんななあなあの展開で終わっちゃうのは期待外れですよ。

シェラさんシリアスモードになると影が薄くなって、ヒロイン力的にもレムと差がついていくしな。

レムは次巻も帝国に狙われる存在として目立つでしょうし。

シェラさんの巻き返しが次巻であるのかしらね。

シリーズ感想の索引

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 1巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 2巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 3巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 4巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 5巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 6巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 7巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 8巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 9巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 10巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 11巻 感想
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 12巻 感想

スポンサーリンク
メタ情報
スポンサーリンク