異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 5巻 感想 ネタバレ あらすじ

聖女ルマキーナが呪詛を受けてしまった。解呪するにはディアヴロがゲームで入手したアイテムを使うしかない。数多の冒険者たちが攻略に失敗しているダンジョンに挑むことになるが……密かに余裕だった。このダンジョンを造ったのはディアヴロ自身だからだ――
『我が地を荒らす小さき者どもに、死を与えよう!』
たとえ最強種ドラゴンが現れようともディアヴロは魔王らしく怯まない!
「フッ、たかがレベル140で神気取りか? 笑わせるではないか、雑魚め」
その頃、ジルコンタワーには魔王の覚醒を告げる魔族が現れて……!? 自分が作ったダンジョンを自分で完全攻略!? やがて世界を震撼させる魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む冒険譚、第五幕!

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 5巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

いよいよ来週 7月5日からアニメ版「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 5巻」の放送が開始ですね。

アニメ放送開始までに感想を統べてあげようと思っていましたが、間に合わなそうです。
できるだけ早めに全巻読了して感想をあげたいと思います。

ネタバレなしの感想

今回は凄い面白かったです。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 4巻』の出来が個人的に微妙だったので心配していましたが、杞憂でしたね。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 5巻』を面白く感じた理由としては、主人公ディアヴロが魔王と呼ばれるだけの比類なき強さをみせてくれたことによる爽快感と、ディアヴロ自身が人間的に成長したところがみえたことからだと思っています。

本作品は修行や特訓パートがある主人公の強さが成長する物語ではありませんし、主人公が知恵や工夫をして戦う物語でもありません。

コメディ寄りの主人公最強物語だと思いますので、『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 5巻』の様にディアヴロが圧倒的な力で敵を蹴散らしていった方が面白いですよ。

前回の苦戦はディアヴロ達をパワーアップさせる展開のための舞台装置に過ぎないのかもしれないですね。

もしくは、魔族よりも人族の方が強いのだろうか。

作中の描写からすると人族よりは魔族の方が圧倒的に強いのですが、その魔族を圧倒するディアヴロは人族に苦戦しているしね。

まあ、ディアヴロが搦め手や策略に弱いだけなんでしょうけど。

ディアヴロの自作ダンジョン攻略は完全にコメディパートですね(笑)

ディアヴロダンジョンに仕掛けられているギミックは、侵入者を撃退や殲滅するというより侵入者を楽しませるレクリエーション施設のような趣でした。

あの辺のギミックは初見プレイヤーがその仕掛けに文句を言いつつも、謎の解読や攻略方法の検討で楽しめるんじゃないかなって思いますね。

もしも、私があのダンジョンに挑んだとしたら仲間たちと一緒にダンジョンとダンジョンの制作者に文句を言いつつも楽しめただろうな想像してしまいました。

ソロでボッチのプレイヤーであるディアヴロですが、ダンジョンで侵入者と戦っている時はソロとかボッチとか関係なく対人戦を楽しめたんじゃないかなって思います。

侵入者をもてなしともに楽しんでいたであろうディアヴロさんですが、それでもカップルや恋人のいるプレイヤーが侵入した時は、本巻のクライマックスの様に大虐殺していたんでしょうね。

ホンマ、持てない勢の妬みパワーは半端ないですよ。

ですが、あの状態のディアヴロこそ真の実力であり魔王と云われる所以なんだろうな。もっとあの姿を見たいですわ。

今巻でも新ヒロインが2人加わり、更にディアヴロのダンジョンに保管していたアイテムを装備することで、戦力の強化が行われました。

これまでヒロイン勢はエッチなシーンか戦闘時に人質になるくらいしか目立つ部分が無かったので、このパワーアップをきっかけに戦力としても活躍してほしいところです。

置いてきた魔王も含めてヒロイン勢がそろそろ二桁の大台に達しそうですが、彼女たち一人一人の個性がつぶれず埋もれない展開になることを願っています。

そういえば魔王が復活したって魔族が何度も言っているけど、街に残してきた魔王のことを気にもかけないディアヴロさんの精神のでっかさには魂消ました。さすディアヴロ。

ネタバレありの感想

ここから下は『』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

ディアヴロさんについて

今回のディアヴロさんは輝いていましたね!

バナクネスとその嫁sを瞬殺したところはまさに魔王といえましたよ。

ディアヴロが真の実力を発揮するモチベーションはモテ勢への憎しみというところが、ディアヴロさんがこれまで非モテ勢である証といえますね。

まあ、転移後の世界では美少女たちに囲まれてラブコメのお約束であり王道であるエッチなハプニングに何度も遭遇しているので、おまゆうとも思いますがディアヴロさんが童貞臭を脱するまでは仕方ないのかなと(笑)

ただ、バナクネスがおっぱい揉んでいる姿を見たことで憎しみを燃やしていましたが、ディアヴロさんが望めばいくらでも揉めるでしょうし、我慢している今でもぷにょぷにょ楽しんでいるんだよなあ。

童貞力も限りなく高いディアヴロですが、その戦闘能力の高さを今回は見せつけてくれましたので爽快感がありましたよ。

前回までの展開では、ディアヴロを苦戦させるために毎回の様にヒロインたちが人質になっていましたし、そんな毎回人質になるヒロインたちにあきれたものを感じていました。

今回のディアヴロ無双展開の方が本作品に合っていると思いますよ。

圧倒的なごり押し力押しで粉砕していく方がコメディ強めの本作に適した展開でしょう。

搦め手や謀略策略を練ってくる敵を相手にして頭脳戦で上回れるほどディアヴロさんは頭脳も経験も対人能力もありませんからね。

敵の思惑を吹き飛ばすほどの圧倒的強さ、その強さを見せつけるディアヴロの勇ましさというシンプルな面白さが一番だと思います。

それにしても戦闘シーン前にディアヴロさんが述べた台詞「ちょっと、あいつ、殺してくる」には笑いましたよ。

その後に女も容赦なく殺すディアヴロさんには痺れましたわ(笑)

圧倒的なボッチプレイヤーであり溢れる童貞力と乏しいコミュニケーション能力を誇るディアヴロさんですが、今回は多少の成長が見れたのが嬉しかったです。

自身の能力の低さを自覚しており、役に立てないことへの後ろめたさからパーティーを離れてしまったホルンのことを追いかけたディアヴロさんは対人関係で一歩前向きに踏み出せたんじゃないかと思えましたね。

以前のディアヴロさんでしたら本人が出ていったんだからとホルンを追いかけなかったでしょうね。

本人の意思を尊重しているようで相手に踏み込むことを恐れていたディアヴロが、相手の意思を確認しよう相手の想いをしろうと踏み込めたのは、これまでレムやシェラと過ごした時間が経験が成長につながったと思えました。

ディアヴロの成長とはLv160以上になったことではなく、引き籠って避けていた対人関係から逃げることを止めて相手と意思を通わせることなのだと思います。

レムやシェア、その他のヒロイン陣に対してディアヴロが魔王ロールプレイングではなく、自分の意思と言葉で想いを伝えるときが楽しみです。

新追加ヒロインについて

今回追加されたヒロインは前巻から登場していたホルンと、ディアヴロのダンジョンに配置していたメイドロボのルカの二人です。

またまたヒロインが増えましたよ。いまでさえ女性キャラクター多数な作品なのにヒロイン格を複数追加とはね。

各巻にヒロインを設けていますが、あまりに増えすぎると一人当たりの描写が薄くならないかがちょっと心配ですね。

ホルンについては前巻で登場した際からもしかして女の子のキャラクターなんじゃないのと思っていましたが、その予想通りでした。

まあ大半の読者が予想していたと思いますけどね(笑)

他のヒロイン勢はディアヴロや魔族には及ばないながらもこの世界の人族では強者といえる実力を持っていますが、ホルンは弱者でありレベル的にも未熟なキャラクターとして描かれています。

実力的に劣ると自覚しているホルンがディアヴロたちと共に居ようと思う流れは、ホルンの健気さとディアヴロの成長が感じられて個人的に大好きなシーンですね。

まあその流れに至る展開で出てきた下種い冒険者たちが本当に良くある嫌味な先輩冒険者キャラクターだったので失笑してしまいましたが(笑)

今後、ディアヴロたちと共に戦っていくためにホルンの成長イベントとかがあるのかな?

ディアヴロからもらった装備を活かしてシーカーとして成長するホルンの姿を見られるのが楽しみです。

もう一人の追加ヒロインであるロゼは、ディアヴロに対する忠誠心と愛情が半端ないですね

創造主であり使えるべき主であるディアヴロさんに対しての忠誠心はまさに狂信的です。

レベル的にも140レベルのドラゴンを一蹴するほどの力があり、魔王ディアヴロの腹心に相応しい存在であるといえます。

ロゼは戦闘能力的には比類なき力を持っていますが、対人関係や行動が結構へっぽこなところがギャップ萌えを覚えますね。

個人的に好きなロゼが関わるシーンは、ホルンの師匠のことをその死にざまから低く評価したことをホルンが抱く師匠への思慕の念を知り、思わず口籠ってしまうところが本当に良かったですよ。

人の感情を理解し、その上で先ほどの蔑むような言葉を悔やむロゼの姿には、感情の内ロボットとは思えず人としての暖かみを感じましたね。

ロゼのディアヴロに対する想いの強さからすると、新たなヒロインが増えるたびにぶつかるような気もしますが大丈夫かな(笑)

ロゼとクルムが出会った時の反応が楽しみです。

シリーズ感想

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 1巻 感想
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異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 10巻 感想

お勧めの作品

今回のお勧めは『オーバーロード7 大墳墓の侵入者』です。

同じ主人公が作成したダンジョン攻略物ですし喜劇なのも同じですが、かなり内容に差があるなあ。

オーバーロード7 大墳墓の侵入者
丸山 くがね
KADOKAWA/エンターブレイン (2014-08-30)
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