異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 6巻 感想 ネタバレ あらすじ

腐敗した教会を正そうとするルマキーナ。彼女に協力して、ディアヴロはとうとう王都へ乗りこむ。聖騎士との交戦が予想されるが実は楽観していた。《宝物庫》で揃えた新しい装備は、この異世界において圧倒的だからだ。しかし、立ち塞がったのは無力な信者たちだった。ルマキーナは戦いを望まず――教会堂に閉じ込められ、逆に背徳の汚名を着せられてしまう。理不尽な扱いすらも受け入れる聖女だったが……ディアヴロは黙っていることなどできなかった。
「敵も味方も判らぬ愚者どもめ、もはや生かしておく価値もない!」
強大魔術で教会を粉砕する!? やがて世界を震撼させる魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む冒険譚、第六幕!

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 6巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

昨日に引き続き『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』を読み進めています。

アニメ放送開始までにむけてスパートをかけていますが、内容が読みやすいのでサクサク読めていきますね。

感想書く時間さえ捻出できれば間に合うんじゃないかと思えてきましたよ。

ネタバレなしの感想

今回の内容はとてもエロスでした(笑)

前巻である『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 5巻』ではエッチなシーンが抑えめだった分、今回は序盤中盤終盤とエッチなシーンを挟んでいて隙がないですよ。

年上からの密着愛撫から、メイドロボへのエネルギー注入という名目の指入れ、そしてレムと混浴と留まるところを知らない過激さに若干興奮しましたわ。

なんというかディアヴロさん自身は童貞臭半端ないですから、ディアヴロ自身が責めるときはあくまでハプニングですし、相手から責められると狼狽えてしまうところがとてもいいですよ。

これでディアヴロさんがエッチな場面でも無双してしまったら、それはそれでなんか違いますからね。

エッチなハプニングに翻弄されながらもあまり自分からは手が出せないままのディアヴロさんでいてほしいです。

エロスな部分が前面に出ていたのでそちらから触れてしまいましたが、本編の内容は教会編の完結となっています。

ルマキーナの純粋さまっすぐさは貴重なものですが、指導者としてそれだけではダメだという事が描かれていましたし、ルマキーナ自身も変わっていこう成長しようという風に書かれていたのが良かったです。

個人としての美徳と指導者としての美徳は相反するところもありますが、ディアヴロたちと出会い成長したルマキーナなら、教会の組織をよくしていけそうですし、大きな腐敗は抑えられるのではないかと思えました。

一方、教会腐敗の元凶でありこの巻で倒すべき敵であった枢教官は、あんまり目立たなかったかなあ。

力を持つ聖騎士たちが枢教官に従った理由、従わざるを得なかった理由が腑に落ちなかったです。

ルマキーナの告発を跳ね返した部分での権謀術策や権力の使い方が上手いのかもしれないですが、そもそも腐敗の証拠をああもあっさり取られる人が優秀とも思えないですしね。

まあ権謀術策分野はディアヴロも苦手とする分野ですから、苦手分野で戦うより得意分野である力押しで打倒する方がディアヴロ達らしいかな。

それにしてもコミュニケーション能力が低いディアヴロさんが、いくら魔王ロールプレイングしているとはいえ大多数の信徒たちの前で芝居が出来たことに驚きました。

初めて魔王ロールプレイングが上手い具合に役に立った気がするな(笑)

今巻の引きからすると次巻はエルフの王国が舞台かしら?

シェラの笑顔を取り戻すために奮闘するディアヴロさんの活躍が楽しみだな。

王権派による教会掌握の陰謀があるようでしたし、王宮騎士団の存在もありますし、王権派の巻き返し暗躍も気になりますね。

ネタバレありの感想

ここから下は『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 6巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

今巻のディアヴロさん

エッチシーンの活躍はネタバレなしの方でも触れていますので、ここでは軽く触れる程度に抑えておきます。

レムと混浴した際にディアヴロさんの股間にある角(隠語)をレムの尻尾で愛撫するところは、もう過激さを抑える気が亡くなったんだなと感じましたね(笑)

エッチシーン以外の活躍は今回抑えめでしたね。

終盤、信徒たちを説得するための狂言芝居を魔王ロールプレイングの上で乗り切りましたが、ディアヴロさんの内心を知っている読者視点からすると喜劇すぎて面白かったですよ。

この辺の本人の意図と違う流れや結果を楽しめるところこそ勘違いコメディーの面白いところだと思います。

教会の腐敗に嘆き、アリシアの洗脳によりダークサイドに落ちかけていたルマキーナを説得するところなど、引き籠りの人間が何言ってんだって感じですが、ディアヴロさん自身がその事を自覚し恥ずかしく思っているところが最高ですよ。

周囲の過大評価の中、魔王ロールプレイングがばれてるんじゃとビクビクしているディアヴロさんは最高ですね!

そういえばクルムとは、シーンが描写が省かれていたとはいえ再会していますので彼女が覚醒した魔王じゃないことが判明しましたね

まあ元々クルムが魔王に再覚醒したとは思っていませんでしたが、クルムと別人である魔王の存在は気になりますね。

次巻ではもうちょっとその魔王について描かれるのか楽しみです。

今巻のヒロインたちについて

人数が多い分、全員に見せ場を作ることは難しいですね。

今巻で言えばシェラの存在感をほぼほぼ感じなかった気がします。

逆に目立っていたのは教会編全体のヒロインであるルマキーナとホルンですね。

特にホルンはパワーアップイベントが設けられて一気に戦力としてレムやシェラと肩を並べることが出来ました。

前巻で名前が出ていた聖杯を使ってのパワーアップでしたから、察しのいい読者の方でしたら前巻のころから気が付いていたんじゃないでしょうか。

私も聖杯についての描写がそこそこ細かく描かれていたので使うんだろうかなとは何となく思っていましたしね。

自分自身の弱さを自覚して、それでも仲間の為に動こうとするホルンの心の強さが光っていましたね。

誰かのために自分の為に強くなりたいと思い行動できるヒロインってカッコいいし、好きになっちゃいますよ。

ヒロインズの中ではホルンの好感値がかなり上がりました。

ただ、聖杯に宿った女神のギャル風の台詞は面白さを感じるよりもウザさの方が大きかったです。

ホルンのパワーアップも終わりましたし、もう聖杯の女神さまには出てきてもらわなくてもイイかな(笑)

一方、ルマキーナは既にレベル的には高位であり、戦闘面での強さのパワーアップはありませんでしたが、人間的に大きくパワーアップしたといえます。

ディアヴロと共に冒険した経験と、アリシアが調べ上げた教会の腐敗と不正に対する怒り、その腐敗を不正を見過ごしていた己の不甲斐なさの自覚を得たことで、大主神官として教会トップとしての覚悟と決意をすることが出来たのだと思います。

個人としては善良であり純粋なルマキーナでしたが、今後は大きな組織を運営するうえで権謀術策も使っていくのでしょうね。

それでもルマキーナの性格やディアヴロへの崇拝の念を考えるに、根本は変わらず善良なままディアヴロへの協力者として活躍していきそうで楽しみです。

王権派との争いになったとなど人族とディアヴロさんが戦う自体が訪れた時こそ、ルマキーナの力が大きく役に立つように思います。

今巻では新ヒロインは追加されませんでしたし、もうヒロインズは勢ぞろいと考えていいのかな?

数だけ増やしても描写が薄くなっちゃいますし、今いるヒロインたちの深掘りをしてほしいなと思います。

次巻の舞台であるグリーンウッド王国で、シェラの魅力をしっかり描かれることを期待します。

シリーズ感想

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お勧めの作品

今回のお勧めは『オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下』です。

オーバーロードの場合は宗教国家の乗っ取りですが、教会勢力の強さと宗教指導者の恐ろしさの描写の差異を楽しめると思いますよ。

ルマキーナとネイアの差異も楽しめるはずです。

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下
丸山 くがね
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