オーバーロード プレイアデスな日 感想 ネタバレ あらすじ

劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王 来場特典

ツアレをナザリック外メイド長とするための歩行訓練に付き合ったユリ・アルファ

訓練の終了後、仕事が無く暇をもてあましていたユリはアインズ様より直々に仕事を命じられる。

誘拐されたアインズ様のペット三吉君様をみつけだすため犯人であるソリュシャン・イプシロンの尋問、

プレイアデスの他姉妹への不満・不遇の聞き取り

仕事を与えられたユリは、他の姉妹たちが碌でもないことをしでかす前に使命を果たすことはできるのか。

プレイアデスの魅力が詰まった 書き下ろし70ページ特典。

『オーバーロード プレイアデスな日』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

昨年公開された劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王 来場特典の小冊子になります。

こちらの来場特典も現在プレミア価格ついていますね。

小冊子1冊に10000円近い値がつくとか数量限定特典の恐ろしさをまざまざと見せ付けられた感じです。

確かに巻頭にあるプレイアデス各々のイラストやツアレのキャラクターシート、プレイアデス末妹もでてくるおまけ小説はファン必然のアイテムですが、10000円だせるかといえば悩ましいなあ。

やはり限定アイテムは配布当時にすぐ確保しないとだめなんでしょうね。

後続ファンには手に入れる術が無いと辛いでしょうし、本編完結後などに特典小説の内容をまとめた外伝として出版されるといいなと思いますね。

ネタバレなしの感想

今回の主役はユリ・アルファになります。

彼女視点でのナザリック内の話とプレイアデスにスポットを当てた話になっています。

オーバーロード本編で出番が少な目のユリとシズにスポットが多く当たっていますし、これまで言及のみされていたプレイアデス末妹が実際に登場しますので、プレイアデスファンの読者には堪らない内容になっていると思います。

またプレイアデスではありませんが、ツアレとセバスの姿が垣間見れますのでこの二人の関係が気になっていたファンにも堪らない内容であると思います。

物語の内容としては3本構成であります。

ツアレのメイド修行の一環としての歩行訓練

ソリュシャンによる三吉君様誘拐事件

プレイアデスへの不満や要望の聞き取り

3本の中でコメディとして面白かったのは三吉君様誘拐事件の話で、一番印象に残っているのがプレイアデスへの聞き取りの話ですね。

三吉君様誘拐事件は、ソリュシャンやユリ、インクリメントにはシリアスな問題なのですが、アインズ様の心境を考えるにコメディ以外の何ものでもないのが笑いのポイントでしょうね。

姉妹の情から聞き出してほしいと願うアインズ様と、まず殴ってから聞き出そうとするユリの対比は中々のものでした。

行動の優先順位のトップに殴って聞き出すとがくる訳ですから、ユリも常識があるしっかり者のように見えて、油断すると撲殺しにくる恐ろしいギャップを持っていますね。

アインズ様の心に訴えかける説得により三吉君様を変換したソリュシャンの姿は、感動的な場面のように思えても絵面にすると感動できないところが凄いですわ。

あのときのアインズ様の心境を思えば、あの指示は仕方ないでしょうね。

プレイアデスへの聞き取りは、「王の使者」のプレイアデス版という感じでした。

本編では見せることがないであろうプレイアデスの個性を引き出していて良かったです。

特に顕著なのはシズの可愛いもの好きの面、シズとエントマの姉妹喧嘩というかじゃれ合い、プレイアデス末妹の登場と見せ場が多いですね。

シズとエントマのじゃれ合いのシーンは想像すると可愛すぎて堪らないですよ。

手を上に上げて威嚇するエントマとファイティングポーズをとるシズの姿は、So-binさんの手によりデフォルメされて描かれています。このシーンを描いてくれたSo-binさんには感謝しかできませんよ。

巻末のデフォルメ画と巻頭のイラストの画風の差が大きいですが、どちらも至高のイラストですね。

あとプレイアデス末妹は本編で言及されてはいましたが遂に名前も分かり、台詞もあったことでキャラクターとして立った気がします。

果たして本編で登場したり活躍したりする姿を見ることはできるのだろうか?

司っている役割からして表に出て動くことは無いでしょうし、ここだけかもしくは幕間くらいしか出番が無いのかもしれないですね。

そして本編に出番がある分、こちらの特典では目立っていないように思える二人も大事なところで見せ場がありましたよ。

特にクライマックスの内容をみてもらえれば、彼女に対する評価がぐぐいっと上がること請け合いです。

そういえばタイトルがプレアデスな日じゃなくて、プレイアデスな日となっている理由は、末妹がでてくるからってことなのでしょうね。

ネタバレありの感想

ここから下は『オーバーロード プレイアデスな日』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

ユリ・アルファについて

呼び出されて主の部屋に赴いたら、妹であるソリュシャンが正座させられていたときのユリの心情を思うと(笑)

読者視点ではまさにコメディパート開幕ですが、ユリ視点からすると胃が痛いことこの上ないですね。

ユリは長女気質のため、妹の不始末は自分の不始末と余計に捉えている趣がありますからね。

この長女気質と教師気質、思考が脳筋よりのところは創造主たるやまいこさんに似たぶぶんであるのでしょう。
だからといって殴って意識が朦朧としたところを聞き出すという思考は怖いことこの上ないですわ。

アインズ様が殴ってから勝てるかどうか考えるのは止めるよう指示出すのも当然でしょうね。

きっと、やまいこさんは殴ってから勝てるかどうか考えていたんだろうなあ。

プレイアデス姉妹の聞き取り調査が終わり、最後にユリ自身の願いの聞き取りがアインズ様によって行われます。

この場面で、ユリが『オーバーロード 10巻』で提案した孤児院経営が許可され、ペストーニャとニグレドの謹慎もとかれます。

それを受けてユリは「我等が王はやまいこ様と同じくらいお優しい」との想いを抱いています。

自身の創造主に匹敵するとの考えは、NPCからすると最上級の評価になるでしょう。

その前の場面ではアインズ様のことを創造主についで二番目にお優しいと考えていたわけですから、アインズ様はひとつの願いを叶えることでユリの心を掴んでしまった訳ですね。

流石はアインズ様、まさに支配者として君臨するために産まれてきたお方ですわ(笑)

この孤児院についての提案は本編でも触れられていましたが、本編の内容と本筋としては関係ないにしても絡んでくるとついニヤッとしてしまいますね。

ユリによる孤児院の経営について、本編でチラッとでも出てくるといいなと思います。

ユリも遂に常設の仕事がもらえて暇じゃなくなったし、無聊をかこつことが無くなって良かったです。

プレイアデスの他の姉妹について

ルプスレギナが真面目で有能なところを見せ付けていましたね。

「プレイアデスな日」冒頭のではいつものおちゃらけた感じでしたが、クライマックスで見せてくれた真面目で姉想いの姿はまさに出来るメイドという感じでした。

ルプスレギナの本性はこちらの真面目なメイドの姿なんでしょうね。

オーバーロード 8巻』でエンリの村長就任について相談に乗ったときや『オーバーロード 9巻』でバルブロ王子を殺す直前のときに見せたときの姿もそうでしたし。

ルプスレギナとナーベラルの願いが「ユリに仕事を与えてほしい」という点にプレイアデスの姉妹愛を感じてよかったです。

ナーベラルは漆黒の英雄モモンさーんといる時に気を張っている分、休憩中は気が抜けて埴輪みたいになっているというのが面白かったです。

パンドラズ・アクターのような顔で、ポニーテールが落ち気味で、あらぬ方向をぼけっと見ている姿は映像で見てみたいですね。

今放送中のプレプレプレアデスでそんな姿が見られるといいな

ソリュシャンについては後続の三好君様誘拐事件の項目で書きますので、こちらでは割愛します。

プレイアデスの中でもしっかりしているソリュシャンでも、やっぱり完璧じゃないんだなとは思いましたね。

可愛いもの好きのシズがハムスケを狙うのは当然ですね。ハムスケマジ可愛いですから。

もしもアインズ様から許可が出たら、仕事が無いときはハムスケを布団にして大の字で眠るんだろうと想像がつきますね。

ネタバレなしの感想でも書きましたが、シズとエントマの姉妹喧嘩というかじゃれ合いが本当に可愛くて私のつぼにはまりましたよ。

どちらも互いを妹と認識していて姉妹の順番で争うというところと、実際にぶつかる喧嘩ではなく威嚇レベルのじゃれ合いであり、すぐにユリに喧嘩の仲裁を願うところが本当に可愛かったです。

巻末のsobinsさんのイラストでそのじゃれ合いがデフォルメ調で描かれていますが、その部分だけちょっと画像を上げさせていただいちゃいました。

はぁ…エントマちゃんかわゆ…

それにしても五女と六女の設定が決まっていなかったり、三女が二人(ソリュシャンとナーベラル)いたりと、至高のお方たちは設定するのが好きなようで途中で抜けているところが人間らしくて好きですわ。

今回の目玉、プレイアデス末妹のお名前は『オーレオール・オメガ』です。

ユリとのメッセージでの会話のみでしたので姿は描写されることはありませんでしたが、桜花聖域の領域守護を果たしていることから、『オーバーロード 8巻』でちらっと描写されて

あと『オーバーロード 7巻』巻頭のイラストに僅かに映っている姿のキャラクターが彼女なのでしょう。

僅かに発した声は大人しげで優しい感じと描写されていますので、何となくですがシズやエントマより大人びているようにも思えてしまいますね。

あとオーレオールのことをユリは「オーちゃん」と愛称で呼んでいましたが、末妹だけ愛称呼びなのか、それとも創造主同士が仲が良いため愛称なのかは気になりますね。

ただP.47では愛称で呼び合う間柄の中にオーレオールが含まれていなかったから、創造主同士が仲いいという可能性は低いかもしれないです。

本編での出番は少なそうなので、出来れば幕間で出てほしいなあ。

そういえばオーレオールには聞き取り調査をしていなかったですね。彼女の役職が戦闘メイドではなく、桜花領域守護者だからアインズ様からの指令外でってことなのかしら?

三吉君誘拐事件

ソリュシャンによる三吉君誘拐事件です。

至高のお方のペットを隠してしまうというNPCから見ると大事件であり、読者視点で見るとコメディ以外の何ものでもない事件です。

動機は読者視点からすれば明白でしたね。

三吉君様がアインズ様の御体を綺麗にする大役を任されているというのに、同じ粘体である自分には何故その大役が回ってこないのかという不満が動機でした。

アインズ様からすれば同じ粘体としても、かつての仲間の娘ともいえるソリュシャンに自身の体をなめて綺麗にしろなんていえるわけ無いですわ。

しかも普段は美女の格好をしているわけですからなお更に。

アインズ様の思いである「そんなことをさせたらヘロヘロさんに叱られてしまう」という言葉で納得して、三吉君様を返しましたが、口から粘体を吐き出す姿は嘔吐しているようにしか見えなかったでしょうね。

そんな姿を見たら、アインズ様も三吉君を直接受け取ることに躊躇しますわ(笑)

といった感じでコメディから始まりいい感じに話が収まりましたが、1つ気になった部分があります。

それはNPCも不満を持つということです。

今回の問題は可愛いわがままという感じで収めることができましたが、不満から反逆といわないまでもアインズ様の意にそぐわない行動をする可能性があるということが分かりました。

創造主や至高の御方の意に従わないという可能性があるということからすれば、NPCの忠義を当然のものと考えず、彼らのためを思った行動をしているアインズ様は正しいともいえると思いますね。

アルベドが愛情ゆえに不穏な気配を漂わせていますが、アインズ様のNPCへの対し方を見るに、他のNPCは不満からアインズ様の意にそぐわぬ行為に出る可能性は皆無なのでしょう。

まあ万が一、今回限りだぞとソリュシャンに御身を綺麗にさせていたら、アルベドとシャルティアが不満から暴走していたとは思いますが(笑)

シリーズ感想

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お勧めの作品

今回のお勧めは『オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下』です。

遂に発売日とあらすじが公開されて、Amazonにも商品ページが出来ていました!

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下』の発売日は2018年4月27日です。

G.W直前の金曜日とか次の日が休みだから夜更かしも出来て助かることこの上なしですね

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下』のあらすじはコチラです。

アインズ・ウール・ゴウン死す。

四万の亜人連合の軍勢に包囲された聖王国。
聖王国最強の聖騎士レメディオスの指揮のもと、防衛作戦が実行されるも疲弊した人間軍は亜人の蹂躙を止められない。
王としての約束を果たすため、
魔導王アインズは魔皇ヤルダバオトとその配下メイド悪魔にたった一人で立ち向かう。
そして――

紅蓮の炎につつまれた聖王国は救済されるのか――正義に導かれる13巻

アインズ様、本当に死んでしまうのか!?

どんなマッチポンプがみられるのかとても楽しみです(笑)

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下
丸山 くがね
KADOKAWA (2018-04-27)
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