オーバーロード 6巻 王国の漢たち 下 感想 ネタバレ あらすじ

王国に潜む裏組織“八本指”最強の戦闘集団“六腕”が動きだした。迎え撃つはラキュース率いるアダマンタイト級冒険者“蒼の薔薇”。騎士たちは国を姫を守るために最前線へと赴く。その決戦の渦中に蠢く謎の大悪魔ヤルダバオト。苛烈な抗争の渦に巻き込まれ、王都が紅蓮の炎に包まれる。



オーバーロード 6巻 王国の漢たち 下』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

引き続き『オーバーロード 6巻』を再読しましたが面白かったです。

『オーバーロード』のアニメ2期はこの6巻までの内容にあると思いますが、6巻中盤以降からクライマックスにかけての戦闘シーンの連続はアニメ化した際に映える気がしますね。

オーバーロード 5巻』と『オーバーロード 6巻』を読むと比較のために『オーバーロード 12巻』が読みたくなりますね。

オーバーロード 12巻』を再読して、また感想あげようかなって考えています。

ネタバレなしの感想

王国の裏社会と対峙する王国の男たちという図式だった争いが、一人のメイドを「八本指」が攫ったことですべてが一変する。

アインズ・ウール・ゴウンの名前が傷つけられたと考えたアインズの命令により、騒動はナザリック陣営による王国襲撃に発展する。

魔神以上の力を持つ謎の悪魔『ヤルダバオト』とその軍勢に蹂躙される王都

この王国の危機に現れたのは漆黒の英雄『モモン』

『モモン』対『ヤルダバオト』

『モモン』は強大な敵を倒し、王国の危機を救うことができるのか!?

酷いマッチポンプな事件解決だなというお話。

お話のあらすじの前半と後半がつながってないような気がしますが、話の中盤から前巻『オーバーロード 5巻』でメインだった王国の裏社会との戦いが脇に追いやられて話のスケールが王国の存亡レベルに大きくなります。

そのため、前巻『オーバーロード 5巻 王国の漢たち 上』でメインだった『セバス』たちも脇に回り、真の主人公『アインズ様』が物語のメインとなります。

やはり、『アインズ様』あっての「オーバーロード」

『アインズ様』が前面で活躍するほうが面白いですね!

『アインズ様』の活躍を第三者視点で語られる際の高評価は、『アインズ様』の内心や事件そのものがナザリック陣営によるマッチポンプと知っていると、コメディとしてもすごく楽しめました。

惚れた欲目があるとはいえ、敵と情報交換や説明をする『アインズ様』の姿に疑問を覚えずにむしろ高評価していた『イビルアイ』は、チョロ可愛くてよかったです。

『イビルアイ』のことを好きな伽羅だと思っていますので、彼女の『モモン』への恋心が実らないまでも、何らかの形で報われるか悲惨な最期を遂げないでくれればいいなって思いますよ。

惚れている相手に後一歩で殺されかけていたとか、この二人の関係自体がコメディですよね。

『モモン』の正体を『イビルアイ』が知ったときの衝撃を楽しみたいような、そのままずっと気づかず恋する少女のままでいて貰いたいような複雑な重いですよ。

ちなみに今巻のクライマックスのあれですが、「八本腕」の指導者層は自身が行った悪行の報いと考えればかわいそうとは思いません。ですが、あの拷問だけは自分も絶対にやられたくないなって意味では同情してしまいますね。

本当にナザリック五大最悪の皆さんには会わずに済ませたいですね。

ネタバレありの感想

ここから下は『オーバーロード 6巻 王国の漢たち 下』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

モモン(アインズ様)の大活躍

『アインズ様』のアンダーカバーである『モモン』が活躍する姿も大好きなので、王都でのヤルダバオトとの決戦は楽しかったし、嬉しかったです。

人間達の切り札、漆黒の英雄『モモン』の活躍に同じ冒険者たちが尊敬し興奮するように、私も活躍に興奮してしまいますね。

何で『モモン』の活躍を楽しく見れるのかと考えると、『モモン』に対する評価が単純な賞賛であることなのかもしれないです。

『アインズ様』の場合ですと、その叡智や魔法そして支配者としての能力を評価されていますが、同時にアンデットとして侵略者として忌避される面も描かれています。

ですが、『モモン』に対しては我らと同じ陣営にいる高潔な英雄、無敵の勇者という評価が前面に出されており忌避される面がありません。

どちらも同じ人物であるのに、その纏っている立場によって評価が異なるところが皮肉めいていて面白さを生んでいるのかなって思います。

オーバーロード 9巻のクライマックスで魔導国を建国し、『モモン』というアンダーカバーの重要度が低下した結果、『アインズ様』が『モモン』として活躍する描写が少なくなったのが、個人的には残念です。

絶対的な支配者として活躍する『アインズ様』もとても好きなのですが、『モモン』という「未知を発見する冒険者」の立場で活躍する『アインズ様』の姿も見たいなと思いますね。

それにしても『ヤルダバオト』と『モモン』の戦闘シーンは、マッチポンプといえども互いに多少は本気を出し戦いだったのでしょうかね?

茶番とはいえど観客である『イビルアイ』を騙すためにも『ナーベラル』たちの様な泥芝居はできませんし、『モモン』も戦闘を楽しめたようなので、互いにある程度の本気は出したものと考えています。

『モモン』を楽しませることのできる程度の実力を出しつつ、決して怪我はさせないよう加減をした『ヤルダバオト』こと『デミウルゴス』は本当に優秀な部下ですね。

アニメ化の際にはこの戦闘シーンが第二期のクライマックスを飾る派手な戦闘シーンになるのでしょうが、『シャルティア』戦とは違いマッチポンプでありヤラセですからね。

戦闘シーンが盛り上がれば盛り上がるほど乾いた笑いが出てくるコメディになるでしょうから、この戦闘シーンの描写とアニメで見た人の感想が気になりますね。

放送されるであろう2018年3月下旬が楽しみです(笑)

王国の惨状とラナー

今回の襲撃で王国の被った被害は甚大です。そして、その分ナザリック陣営は利益を得ています。

直接的な被害は貯蓄していた資源の損失、住民の消失とこれだけでもかなり痛いです。

それ以上に最悪なことは、王国の裏面を牛耳られてしまったことですね。

国の経済に寄与しない金の流れがナザリック陣営に握られてしまったわけですから、国力は削られていくことになるでしょうね。

襲撃前から国王派と貴族派で争っていましたし、裏社会の持つ力も大きかったため国力を損耗していましたが、それに拍車をかける事件が起きたわけですから、王国は詰みましたね。

この王国の状態、ナザリック陣営にできた伝手を考えれば、『ラナー』が王国を捨てるのは当然ですよね。

『デミウルゴス』が得ていた「八本指」の拠点の情報は、『ラナー』得ていた情報と合致するわけですから、『ラナー』もらしたと考えるのが妥当ですしね。

今後書かれるであろう王国の崩壊編の際に、『ラナー』がいかに立ち回るのかと、『クライム』がそれをどのように受け入れるのかはとても楽しみです。

通常の話でしたら、『ラナー』の裏の顔をしった『クライム』が離れたり敵対するのでしょうが、『ラナー』も作中きっての天才ですからそんな当たり前の展開にはならない気がしますね。

裏の顔を気づかせないまま『クライム』に崇拝の目を向けさせたまま取り込むように躍動するでしょうから。

『オーバーロード 10巻』で『アルべド』から授けられたアイテムの使い道も含めて、王国崩壊の時を早く見たいな。

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お勧めの作品

今回のお勧めは『オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下』です。

遂に発売日とあらすじが公開されて、Amazonにも商品ページが出来ていました!

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下』の発売日は2018年4月27日です。

G.W直前の金曜日とか次の日が休みだから夜更かしも出来て助かることこの上なしですね

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下』のあらすじはコチラです。

アインズ・ウール・ゴウン死す。

四万の亜人連合の軍勢に包囲された聖王国。
聖王国最強の聖騎士レメディオスの指揮のもと、防衛作戦が実行されるも疲弊した人間軍は亜人の蹂躙を止められない。
王としての約束を果たすため、
魔導王アインズは魔皇ヤルダバオトとその配下メイド悪魔にたった一人で立ち向かう。
そして――

紅蓮の炎につつまれた聖王国は救済されるのか――正義に導かれる13巻

アインズ様、本当に死んでしまうのか!?

どんなマッチポンプがみられるのかとても楽しみです(笑)

オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下
丸山 くがね
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