りゅうおうのおしごと! 4巻 感想 ネタバレ あらすじ

「わたし、もっともっと強くなって……絶対に勝ちますっ!!」
小学校が夏休みに入ったその日、あい達は東京を目指していた。
目的は――最大の女流棋戦『マイナビ女子オープン将棋トーナメント』。
女流棋士やアマチュア強豪がひしめくその大会を、あいと天衣は破格
の才能を武器に駆け上がって行く。
一方、その師匠はというと……弟子に隠れて美人女流棋士と将棋番組
でイチャイチャしたかと思えば、その翌日は別の女の子と原宿で手繋ぎ
デート!? しかもそのお相手は……銀子!?

将棋に全てを捧げた女性達が織りなす灼熱の祭典を描いた第四巻!
人生で最も熱い夏が今、始まる。

『りゅうおうのおしごと! 4巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

アニメスタートが間近に迫った『りゅうおうのおしごと!』

2018年1月8日からの放送開始です!

アニメ放送前に既刊分を全て感想あげたいと思っています。

果たしてこの目標を達成できるのか!?

私の仕事も落ち着いたし、絶対に間に合わせたいと思います。

何より、この『りゅうおうのおしごと! 4巻』単体でも熱く面白い作品でしたが、それ以上に『りゅうおうのおしごと! 5巻』の前奏としての盛り上げ方が半端なかったですからね!

これは直ぐにでも『りゅうおうのおしごと! 5巻』を読むしかないってものですよ。

と興奮していますが、まずは『りゅうおうのおしごと! 4巻』の感想を上げさせていただきます。

ネタバレなしの感想

初の大会に挑む『あい』と『天衣』

2人は快進撃を続け、予選会の予選を危なげなく通過する。

次に向かえた一斉一次予選も危なげなく勝ち進み、ブロック決勝でそれぞれ女流タイトル保持者たち。

『あい』と『天衣』は、先達であるタイトル保持者たちに勝ち、本戦に進むことは出来るのか?

そして、2人の師匠である『八一』は、「竜王」の座を争う最強の挑戦者がついに決まり、その相手を打倒するため胸を熱くするというお話です。

いや、凄く面白く熱く興奮するお話でした。

元々、『りゅうおうのおしごと!』は熱く面白い小説でしたが、この巻は爽快感と熱さが勝っており、ただただ気持ちよく読むことが出来ましたよ。

他の巻に比べて爽快感や読後感が良かった理由は、勝つことの苦しさや、負けることの厳しさが抑えめであったからかと思います。

そして『あい』と『天衣』の才能の凄さ、勝負にかける大人顔負けの精神には圧倒されますね。

対戦相手は全員自分たちよりはるか年上であり、経験も上の相手でありますが一歩も引かず対等以上に勝負をする精神は、もう子供ではなく大人であり、プロ棋士と言えると思います。

2人の成長ぶりに『八一』が師匠として何もできていないという不甲斐なさを感じていましたが、私はそんなことは無いと思います。
『八一』は2人が棋士として成長できる道を言葉を選んでいますし、『八一』自身が棋士としての才能と先達としての覚悟を対局で魅せているからこそ、2人も『八一』の弟子となっているんですから。

それにしてもプロローグでの何気ない会話が、クライマックスの盛り上がりにつながるとはね。

あの盛り上がりは読者としても最高でしたし、『八一』にとっても最高の盛り上がりですよね。最高の物語構成だったと思います!

『あい』と『天衣』が棋士としての成長を見せてくれましたが、ヒロインである『空銀子』は圧倒的なヒロイン力を見せつけてくれましたね。

『あいちゃん』派閥の読者も、今巻の『空銀子』の可愛らしさには転向してしまうのではないでしょうか?(笑)

そんな『空銀子』の可愛らしさにニブチンの『八一』も少しは女性として意識したんじゃないでしょうかね。

ヒロインレースもどうなるか次巻も楽しみですね。

そしてとうとう「竜王位」を争う相手が決定いたしました。

エピローグ前に書かれていました「竜王位挑戦者決定戦」の熱さは、今巻1の盛り上がりと興奮を感じました。

『神鍋歩夢』の勝負にかける覚悟、『名人』を追い詰めるさまは熱くならない訳がない展開でしたね。

いよいよ「竜王位」を巡る戦いが始まります。

『八一』は最強の挑戦者を迎えてどのように立ち向かうのか?勝つことは出来るのか?

『八一』を支える周囲の人たちはどのように『八一』を助けるのかと言ったところを注目して次巻『りゅうおうのおしごと! 5巻』を読もうと思います。

ネタバレありの感想

ここから下は『りゅうおうのおしごと! 4巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

あいと天衣

2人とも予選の相手を苦も無く倒し、その持てる才能を遺憾なく発揮しています。

この2人の才能は『八一』にも匹敵するという女流棋士枠をはみ出したオーバースペックの才能ですね。

『空銀子』も女流棋士として破格の才を持っています。

しかし、その『空銀子』も読めなかった詰み筋を見つけ出し、『空銀子』以上の才を持つという『祭神雷』を降した『あい』の才能は男性プロ棋士にも勝るように思えます。

『あい』と『天衣』の2人は、『空銀子』が切り開いた道の先を進む存在なのかもしれないですね。

女性初のプロ棋士の道を『空銀子』が開き、女性プロキシの強さの底上げを『あい』と『天衣』の2人が担うのかもしれないと思います。

物語の主題としては『あいちゃん』対『祭神雷』の対局の方になると思いますが、私が面白いと思ったのは『天衣』対『鹿路庭』の対局でした。

圧倒的な才能を見せる『天衣』に対して及ばぬことを理解しながらも、決して諦めずに最終的に勝とうとするその意思、執念はとても勝負師らしくて大好きです。

『鹿路庭』の華やかな外見に似合わない泥臭いまでの勝負にかける意識の強さは、なれ合いを嫌う負けず嫌いのところは、とても魅力的でしたし応援したくなりましたよ。

「けどね?私、辞めないよ」

という言葉は短いものですが、この言葉を出せるようになるまで数々の挫折や諦めを乗り越えて来たのだと思わせる素敵な言葉だと思います。

そんな『鹿路庭』の覚悟、しぶとさを見ても動じず自分を崩さない『天衣』は本当に強く、そして優しい女の子だなとも思いましたね。

この2人が対局する姿や交流する姿がもっと見たいと思いますが、決してなれ合う事のない二人ですから、対局の場で戦うしかないんだろうなあ。

竜王位の挑戦者

そしてついに決まった「竜王位」の挑戦者は、大半の読者の予想通り『名人』と決まりました。

読者として『神鍋 歩夢』の方を、師匠との絆と竜王戦にかける熱さを見ていただけに応援していたのですが、やはり『名人』には及ばず敗戦をしてしまい残念さを感じました。

ですが、『名人』に一歩及ばずでしたが『名人』を追い詰め、あと一歩での勝利を掴める実力を見せてくれたところと、対局での熱さを見せてくれたところで余計に『神鍋 歩夢』が好きになりましたよ。

タイトルを賭けて戦う『八一』と『神鍋 歩夢』を是非みたいと思います。

そして勝者となり挑戦者となった『名人』

確かに『名人』は神の一手を見せ、その持てる実力の凄さを見せつけましたが、同時に『八一』が食い下がる余地でもある隙も見せていました。

神の座より降りかけ始めた名人と、まだまだ成長の余地のある天才棋士『八一』の対局は、将棋界の世代交代をかけた争いともいえると思います。

今巻の解説シーンの数々で、棋力の凄みを見せた『八一』

神である名人を降し、「竜王」を防衛し、『あい』と『天衣』が弟子として誇れる師匠の背中を見せてほしいと思います!

いよいよ第一部クライマックスともいえる『りゅうおうのおしごと! 5巻』を読みましたら、すぐにでも感想を上げようと思います。

シリーズ感想

りゅうおうのおしごと! 1巻 感想
りゅうおうのおしごと! 2巻 感想
りゅうおうのおしごと! 3巻 感想
りゅうおうのおしごと! 4巻 感想
りゅうおうのおしごと! 5巻 感想
りゅうおうのおしごと! 6巻 感想
りゅうおうのおしごと! 7巻 感想
りゅうおうのおしごと! 8巻 感想

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