転生したらスライムだった件 1巻 感想 ネタバレ あらすじ

転生したらスライムだった件 1巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

2018年10月アニメ放映開始という事でしたので、アニメの予習を兼ねて本作に手を出してみました。

Web版は冒頭十数話を流し読みした程度でしたので、新鮮な気持ちで本巻を読み進めていこうと思います。

まずはシリーズ開幕となる1巻を読んでみたのですが面白かったですね。

なんでもっと早く手を出していなかったのかとちょっと後悔しています。

あらすじ

何という事もない人生を送っていた三上悟は、通り魔に刺され37年の人生に幕を閉じた…はずだった。
ふと気がつくと、目も見えなければ、耳も聞こえない…。
そんな状況の中、自分があの“スライム”に転生してしまった事に気づく。
最弱と名高いモンスターである事に不満を感じつつも、お気楽スライムライフを満喫する三上悟だったが、
天災級のモンスター“暴風竜ヴェルドラ”と出会ったことで運命は大きく動き出す―。

ヴェルドラに“リムル”と名付けてもらい、スライムとして新たな異世界生活をスタートさせた矢先、
ゴブリンと牙狼族との争いに巻き込まれ、いつしかモンスターたちの主として君臨することに…。

相手の能力を奪う『捕食者』と世界の理を知る『大賢者』、
二つのユニークスキルを武器に最強のスライム伝説が今始まる!

現実世界で死んだ主人公が異世界にスライムとして転生し、転生の際に身に着けたユニークスキルを覚え成長する物語です。

物語の始まりとなる1巻ですので状況説明、世界観説明の描写は多いですが主人公がどんどん強くなっていく描写と合わさっていますので爽快感がありますし退屈はしないですね。

今巻では最初の友人となるヴェルドラとのとの出会いに、ゴブリンと牙狼族の種族間闘争に巻き込まれて勢力を築いていくという展開が楽しめます。

ネタバレなしの感想

個人的な評価

面白かったです。

ページ数はそこそこありますが面白かったですし、続きが気になる展開でしたので途中で手を止めることなく読み進めていけました。

主人公であるリムルが優秀すぎるスキルを持っているとはいえ弱いスライムから始まり、そのスキルを用いてどんどん強くなっていくところが成長物としても楽しめたのだと思います。

成長物とは言っても『捕食者』と『大賢者』という二つのユニークスキルが優秀すぎるため、徐々に成長というより一気に最強に近い成長を遂げていますのでノンストレスで成長や戦闘を楽しめたのも良かったのかなと思います。

主人公のリムルの成長物であるだけではなく、ゴブリンや牙狼族も含めたリムル独自の勢力の拡張や発展物としても徐々に勢力を拡大する内容があるところも、内政物としても楽しめるところもイイですね。

リムルのキャラクターもいいのですが、それ以外にもヴェルドラやドワーフ王、クライマックスで戦ったキャラクターとリムル以外にも強く魅力的なキャラクターが多いのが世界観に広がりと深みを与えており、単純な主人公の最強物では無いところも良かったですね。

いやいや、さすが人気が出るシリーズだなって出来の良さですね。

私の様にまだ手を出していない読者の方が居ましたら、まずは『転生したらスライムだった件 1巻』を読んでみるのがいいと思います。

以下は今巻で個人的に良かったと思えた点と悪かった点をあげさせていただきます。

良かった点

■主人公リムルのキャラクターが魅力的な点
一番の魅力的な点であり作品を面白く思えたといえる点は、リムルというキャラクターが私にとって好みであったことですね。

突然に異世界に転生、しかも人間ではなくスライムという異種族になったというのに自暴自棄にならずトライアンドエラーを繰り返し、自身が生きるすべを得ていく点や成長していくところが良かったですよ。

自ら考えて行動できるという自分主導の生き方をしている点が主人公らしくとても私の好みと合致いたしますね。

基本的に他力主導で流されるだけや考えなしの主人公が苦手なので、リムルの気持ちいいほどの自分本位の生きざまは大好きです。

なんというか普段はおちゃらけて自分本位の軽い性格ですが義理や人情には厚いですし、決断するときは躊躇わず決めて行動し責任を果たすってところが本当に好きなタイプなんですよね。

■成長物として内政物として面白い点
主人公リムルがユニークスキルを用いてスライムからどんどん強くなっていくところは当然面白いのですが、それだけではなくリムル陣営の勢力が強くなっていくところが更に面白かったです。

リムル陣営が強くなっていく様はSLGゲームで自陣営が強化されていくようにも思えて楽しめました。

原始的な部族であった勢力をリムルが手に入れて率いることで技術と力を手に入れて徐々に兄弟となっていくところがワクワクしましたね。

この巻ではそこまでの成長は遂げておりませんが、技術を手に入れたことと周囲の組織への伝手を手に入れたことで更なる発展を遂げそうで楽しみです。

リムル個人の成長物語としても楽しめますが、リムル陣営と陣営内のモンスターたちの成長も楽しめますので2倍以上に成長物語として楽しめる贅沢仕様ですね!

悪かった点

■敵が弱かった点
リムルがスライムとはいえ備わった二つのチートスキルで急激に成長していたため、終盤の敵を含めて強大な敵がいなかった点がちょっと物足りなかったですね。

この点は面白かった点の裏返しになってしまうのですが主人公のピンチというストレスフルな部分がないことが売りの分、カタルシスが少ないのがちょっと物足りなくなってしまいますね。

ただ、現状のリムルより各上と思われるヴェルドラや魔王の存在がありますので、次巻以降はリムルが簡単に一蹴できるとは限りませんし、強敵とどう戦うのかも楽しみです。

今巻の内容

現実世界で命を失った三上悟が異世界にスライムとして転生し、転生時に備わったユニークスキルを把握しながら成長していく様が描かれています。

当初は生まれ変わった異世界の情報を探りつつ生き残ることが目的でしたが、ゴブリン族や牙狼族をしり勢力を作り、終盤の銭湯で彼女の遺志を継ぎ、新たな目的を得たところで次巻に続いています。

リムル自身の成長を描くことで転生した異世界の成長要素の説明をし、新たに手に入れた勢力の拡張の際に世界観の説明が合わせてされています。

この辺の世界観の説明が上手いなって思いました。

ただ説明するのではなく、主人公の成長や勢力の成長に付随しての説明になっているので、説明がだらだら長いなって気がせずに楽しく読むことが出来ましたよ。

リムルに備わった二つのユニークスキルは本当に有益ですし、それぞれの能力が欠け合わさって更なる強さを手に入れています。

大賢者の能力は本当にリムルにとって有益ですが、それ以上に読者への説明役としても機能しているので作品としても欠かせない存在になっていますね、

今後、ゴブリンや牙狼族との勢力を拡大させていくのでしょうが、ヴェルドラに係る事態のお蔭で単純に勢力を拡大し続ける訳にもいかないでしょうし大きな騒動になっていきそうですね。

世界を動かす出来事の中心となっているリムルがどう決断しどう動き、その動きによって世界がどう変わっていくのかがとても楽しみです。

転生したらスライムだった件 1巻』がとても面白かったので、続刊も順次読んでいこうと思います。

読み終わりましたら感想も上げていこうと思いますので、よろしければ私の感想も読んでいただければなとお願いいたします。

ネタバレありの感想

ここから下は『転生したらスライムだった件 1巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

リムルについて

転生したらスライムだった件 1巻』を語るなら、リムルさんについて語らずにはいられないですね。

物語冒頭にある三上悟であった時代に彼が出したジョークが笑えないどころかパワハラセクハラ過ぎて、ヤバいこの主人公は私の好みとは合わないんじゃないかと心配していましたが、本編を読んでいるうちにその心配が杞憂であり安心しましたよ(笑)

ネタバレなしの感想にも書きましたが、リムルの性格が自分の好みで本当に彼(彼女?)のことが好きになりました。

やっぱり能動的に動き、自身の行動に責任感を持つという周りを動かす側の主人公の方が本当に自分の好みなんだなって再認識しましたよ。

リムルは普段は軽い感じですし気楽に応じてしまう嫌いがありますが、その気軽に応じた部分に責任を持ち投げ出さないところがいいですよね。

ゴブリンの勢力に肩入れしたのは多分になりゆきな点が多かったですが、それでも肩入れした以上責任を持ち面倒を見るところがリムルの性質を表しているように思いましたね。

クライマックスのシズさんとの戦闘とその戦闘後にシズさんの想いを受け入れ受け継いだ部分もリムルらしさがあったと個人的に感じました。

同郷の仲間であり同じ日本出身者であるとはいえ、リムルからすればシズはいきなり暴走して襲い掛かってきた謎の人物ではあったのですよ。

それでも戦闘後、彼女の事情を聞きその想いをリムルが受け継いだのは、彼女の身の上を知り放って置けないという人情があったんだろうなと感じました。

軽いようでいて人情に篤いところがリムルの良い所だなって素直に思えましたし、受け継いだ想いを無下にせず当面の目標にするところが考えなしの人間じゃないという風にも思えました。

リムルは元々30代後半の社会経験のある男性という背景がありますから、勢いで突っ切らずに思考をした上で行動するところも考えなしでは無い様に見え安心感があります。

行き当たりばったりでは無いですし、自分や自勢力にとってより良い結果が出るように行動していますので、なんというか読んでいて応援したくなるんですよね。

これが場に流されるだけであったり、相手の事情を考えずに押し付けるだけであったり、最善の行動と離れた言動をする主人公であったりすると応援する以前に違和感を覚えて読んでいてキツイですからね。

その点でリムルは言動の根本に芯が感じられて読んでいて安心感があります。

今後もリムルの思考や言動がずれない限り応援し続けたいですし、物語を楽しく読んでいきたいなと思っています。

ちなみにリムルは男性でも女性でもないという事は無性になるのでしょうかね?

となると作品を通じてのヒロインって存在はいないのかしら?

それともリムルが主人公でありヒーローでありヒロインということになるのかな?

あと、リムルが大賢者のスキルを得た理由が酷すぎて笑いながらも悲しみを覚えました。

30代童貞だと大賢者になれるのかあ。大魔法使いだから大賢者でもおかしくは無かったのかな(涙)

シズさんについて

リムルが作品通じての主人公だとするのならば、シズさんは今巻の裏主人公であったと思います。

彼女の存在が語られる幕間があったから、余計に先の展開が気になりましたね。

本来は空襲で死亡するはずであった彼女の命は魔王に召喚されることで救われたのでしょうが、彼女にとってその救われた命は良いものであったのでしょうかね?

魔王の側近として自分の意思を失くしイフリートの意識を前面に出していた時は決して救われた命は良いものではなかったのでしょうが、勇者に出会いシズさん自身の意識で動いていた人生を考えれば結果的に魔王に救われた命は無駄ではなかったのではないかと私は思います。

生き残れたからこそ異世界で同郷の存在に出会えたり、後進達の育成に携われたり、リムルと出会うことが出来たのですからね。

シズさんの意思をリムルが受け継ぎ、リムルがシズさんの召喚者である魔王の情報収集を始めようとしていますが、実際に魔王と有った時にシズさんから託された魔王への想いをどうリムルが発露するのかがとても楽しみですね。

単純な魔王への憎しみだけではなく、救ってくれた点や見捨てた点など愛憎が入り混じった想いの発露を見せて貰える時が待ち遠しいですよ。

ちなみにリムルの人間形態のモデルがシズさんらしいのですが、シズさんそんな美少女さんだったのか

若い時のシズさんとシズさんを救った勇者が共に冒険していた時代の話もすっごく見たくなりました。

シリーズ感想の索引

転生したらスライムだった件 1巻 感想
転生したらスライムだった件 2巻 感想
転生したらスライムだった件 3巻 感想
転生したらスライムだった件 4巻 感想
転生したらスライムだった件 5巻 感想
転生したらスライムだった件 6巻 感想
転生したらスライムだった件 7巻 感想
転生したらスライムだった件 8巻 感想
転生したらスライムだった件 9巻 感想
転生したらスライムだった件 10巻 感想
転生したらスライムだった件 11巻 感想
転生したらスライムだった件 12巻 感想

お勧めの作品

お勧めはコミカライズ版『転生したらスライムだった件(8) (シリウスKC)』の最新刊です。

コミカライズ版の表紙の華麗さに心惹かれますね。

ノベライズ版というか原作を先に読み終えるべきか、それともコミカライズを先に読んで原作との違いを楽しむべきかが悩ましいです。

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