転生したらスライムだった件 2巻 感想 ネタバレ あらすじ

転生したらスライムだった件 2巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』シリーズ既刊分を読み終えましたので、積読タワーから本書を何気なく手に取って読み始めたのですがヤバいですね。

本作の面白さにはまり一気に『転生したらスライムだった件 9巻』まで読み進めてしまいましたよ。

面白さに続きが気になり読むのが止まらなくなってしまったのですが、そのお蔭で感想もあげることを忘れてしまいました。

感想をあげるために既読分を再読しないとですね。

面白い作品なので再読は苦ではありませんが、積読タワーを崩すことがさらに遠くなった気がします(笑)

あらすじ

ある日通り魔に襲われて命を失った三上悟は、天文学的確率で異世界へと転生する。
しかし生まれ変わった姿は、なぜか最弱モンスターとして名高いスライムだった!
「こんなん認められるかー!?」
とか言いつつも、見知らぬ洞窟でお気楽スライムライフを満喫するが…。

スライムらしからぬ圧倒的な能力で、いつの間に小鬼族と牙狼族の主となった三上悟改めリムル。
優秀な技術者であるドワーフもヘッドハンティグして、森の一角にモンスターの町が出来つつあった。
そこへ、突如現れた6人の鬼族(オーガ)。
話を聞くと、彼らの村が豚頭族(オーク)の手によって殲滅させられ、這々の体で逃げ延びたという。
通常であればオーク達などオーガの敵ではないはずなのに……。

それがジュラ森を揺るがす騒乱の幕開けであった――。

大好評モンスター転生ファンタジー第2弾!!

ネタバレなしの感想

個人的な評価

めちゃくちゃ面白かったです。

面白かったので感想をあげるまえにどんどん既刊分を読み進めてしまいましたよ。

異世界転生で俺Tueeeや主人公勢力Tueeeが好きな方にはお勧めです。

主人公は圧倒的強者ではありますが、主人公以上の強者や勢力が存在しますので主人公や主人公勢力の成長ものとしても楽しめますよ。

良かった点

■主人公勢力の発展が楽しい点

主人公であるリムルは強者ではありますが、リムル陣営の勢力としては未発展であり一番の売りが潜在的な成長度だけです。

そんな弱小勢力がリムルの知識やユニークスキル、そしてリムルが知己を得て仲間とした現地有識者の力を借り目覚ましく発展していくさまは内政ものとしてとても楽しめました。

■主人公以外にも見せ場がある点

主人公Tueeeものですと主人公の活躍にばかり焦点が当たり「もう、あいつだけでいいんじゃないかな」と思うことも多々ありますが、本作は主人公以外のキャラクターに見せ場や魅力があり各々のキャラクターの活躍が楽しめます。

今巻で新たに仲間入りしたキャラクターたちは個性的ですし、戦闘面でも内政面でも一芸に秀でていましたので、それぞれキャラクターにあった見せ場あり良かったです。

悪かった点

■キャラクターが一気に増えすぎ問題

主人公以外の仲間たちに活躍の場があるのは面白い点でもあるのですが、一気に仲間が増えすぎたせいか名前を覚えるのに苦戦いたしました。

戦闘面での活躍の場があるキャラクターは覚えやすいのですが内政面でちょっと名前が出た程度のキャラクターはちょっと覚えにくかったです。

また戦闘シーンに各々のキャラクターに見せ場を用意したため、面白くはあるのですが若干冗長に感じた点は否定できないです。

今巻の内容

前巻『転生したらスライムだった件 1巻』で傘下に収めたゴブリンと牙狼族、そしてドワーフの協力者といったメンツで勢力を作ったリムルですが、自勢力の生活を安定させるために技術改革や商品開発や研究といった内政発展を遂げています。

現代知識やチーとスキルでの内政発展・技術革新といった内容は転生作品や異世界俺Tueee作品のお約束とはいえ面白く描いてくれればお約束という王道だけあって大変面白く読めました。

リムルがもつ現代知識も建築面では有益でしたがそれ以上にスライムに転生した時に得たユニークスキルは有益すぎて恐ろしいですね。

自身の中に素材を蓄積し、その素材を解析して大賢者が最適解を出すとか一人研究機関ですよ。

ただ、リムルのユニークスキルは大変有益ですが内政面の発展はリムルだけの力ではなく、自勢力の仲間であったり現地の有識者であったりの知識や協力があっての発展というところが自分的にとても好みでした。

主人公の俺Tueeeは嫌いじゃないですが、主人公だけがTueeeだと興ざめしてしまいますので。

それにしても勢力の成長速度が桁違いですね。

原始部族であったゴブリンたちの勢力が今じゃあ村社会を超えて小国家になりそうだものなあ。

こんだけ発展速度がすごければ周辺勢力がリムルたちのことを見逃すわけないよな。

今後、周辺勢力がリムルたちへどう対応してくるのかも楽しみですね。

今巻から登場したオーガを始めとした新種族、新キャラクターたちもそれぞれ魅力的でとてもいいですよ。

単純に戦闘面でも強いのですが、前記の内政面でも強力に援助してくれていますからね。

軍事面でも内政面でも強力な仲間を得て一気に勢力拡大も魅力的なのですが、それ以上に新たに加わったキャラクターたちの個性が光っているのがいいですね。

主人公リムルだけが目立つのではなく、リムルの仲間たちも活躍し見せ場があることで勢力としてのリムル陣営に想い入れがわいてきますよ。

今後も新たに仲間に加わったキャラクターたちの見せ場や、さらに仲間に加わるキャラクターが出てくるのかと思うと楽しみです。

それにしても仲間になったキャラクターが皆カッコいいし美しいので、リムルに性欲が残っていたらハーレムものになったり、リムルをめぐる修羅場が起きたりしたのでしょうかね。

そして、今巻のラスボスも前巻『転生したらスライムだった件 1巻』で戦ったシズさん以上に強敵でしたね。

圧倒的な軍量もすごかったですが、それ以上に個体としての強さも段違いでした。

新たに加わった仲間の力も大いに助けになりましたが、決定打はリムル自身の能力の研鑽とリムルの持つ覚悟と度量が大きかったように思えます。

今巻のラスボスと戦った際に見せたリムルの機転も良かったですが、それ以上にラスボス撃破するために決意した行動と、その後のすべてを受け入れる度量は胸が熱くなりましたね。

リムルって普段はおちゃらけていてコミカルな点が目立ちますが、ここ一番の時に見せる覚悟と受け入れると決めたらすべて受け入れる度量の大きさこそ最大の魅力に思えます。

リムル自身が軽く考えて行ったことでもその行為からもたらされた結果にはキチンと責任を持つところが、リムルのことを仲間たちが慕う理由の一端であり、新たな仲間たちが増えていく理由でもあると考えています。

異世界に転生して快進撃を続けるリムルですが、その快進撃により周囲の注目を否が応でも集めています。

平均値からすれば圧倒的強者であるリムルですが、そのリムルをも超越する強者が多数いるのがこの『転生したらスライムだった件』の世界であるといえます。

その世界の中でも上位にいる魔王たちにまで名前が知られ始めたリムルが、今後魔王たちを始めとした強者たちとどのように対峙していくのかがとても楽しみです。

続刊も読み進めていますので、どんどん感想を挙げていこうと思います。

ネタバレありの感想

ここから下は『転生したらスライムだった件 2巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

豚頭魔王

今巻のラスボスであり20万のオークを率いる強敵でありました。

豚頭魔王の軍勢は蝗のようにすべてを食いつくし奪い尽くしていく恐ろしい災害のような存在でしたが、個人的に読んでいて豚頭魔王に対しては負の感情を抱きませんでした。

その理由なのですが、以下の3点にあるのかなと考えています。

1.オーガやリザードマンを始めとした勢力を壊滅させてはいる脅威であったがリムル陣営へ大きな被害を与えなかった点

2.当初の豚頭魔王は魔人に使われる側であったため、加害者ではなく魔人の凶器という認識を抱いていた点

3.豚頭魔王自体が飢餓に囚われた被害者であり、自身がもつ罪悪感に囚われた存在であった点

そういった存在でありましたから倒すべき強敵という意識が読んでいた私にはあまりなかったのでしょうね。

そんな豚頭魔王が魔王種に進化して強大な存在になり、リムルにとっての脅威ともなりましたが最終決戦の喰い合いは興奮しました。

互いの維持と覚悟のぶつかり合いに熱くなりましたが、最終的にはリムルの覚悟が勝った結果になりました。

リムルのユニークスキルで豚頭魔王の力を取り込むだけではなく、豚頭魔王の持つ罪過と想いすらも取り込むところは、リムルの度量の大きさと優しさを感じられて興奮しましたし、胸が暖かくなりましたよ。

リムルが引き受けた豚頭魔王の想いは、豚頭将軍に「ゲルド」の名前を与えることで引き継がれていき、オークたちがリムルに従う理由としても納得できるものでありました。

新たに10万以上のオークが仲間と加わり、リムル陣営の勢力拡大、躍進の第一歩となりそうですね。

リムルについて

普段のコミカルなリムルもいいのですが、大事な時に見せる覚悟と度量の大きさは本当に個人的に大好きです。

リムル自身の考えで決断する前向きで能動的なところも主人公気質でGoodです。

他勢力にとって大きな脅威であり憎しみを抱く理由のあるオークを受け入れることができたのも、リムルの説得があったからだと思いますよ。

豚頭魔王という大いなる脅威を打ち砕いたリムルの強さと、豚頭魔王の罪ですら受け入れたリムルの大きさを見たら、リムルの決断に異を唱えることはないでしょうね。

リムルの度量の広さ優しさ前向きなところはとても魅力的ですが、その度量や優しさに漬け込む策謀に直面した時にリムルがどう動くのかも気になるところです。

魔王たちの蠢動

豚頭魔王の一件を裏で操っていた魔王たちですが、それぞれ個性的で面白いキャラクターをしているようですね。

一人一人がリムル以上の力を持っているようですが、そんな魔王たちが裏で躍動をするのではなく直接リムルと対峙する時が間も無くやってきそうです。

ちなみに魔王クレイマンさんは裏で蠢動しているときは厄介ですが、直接対峙した時はさほどでもなさそうな雰囲気が出ておりますね。

なんというんでしょうか、中ボス的な存在感を感じて親しみが湧いてしまいました。

シリーズ感想の索引

転生したらスライムだった件 1巻 感想
転生したらスライムだった件 2巻 感想
転生したらスライムだった件 3巻 感想

お勧めの作品

お勧めはコミカライズ版『転生したらスライムだった件(8) (シリウスKC)』の最新刊です。

コミカライズ版の表紙の華麗さに心惹かれますね。

ノベライズ版というか原作を先に読み終えるべきか、それともコミカライズを先に読んで原作との違いを楽しむべきかが悩ましいです。

転生したらスライムだった件(8) (シリウスKC)
川上 泰樹 みっつばー
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