転生したらスライムだった件 4巻 感想 ネタバレ あらすじ

転生したらスライムだった件 4巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

転生したらスライムだった件 3巻』の感想あげてから間が空いてしまいました。

本自体は『転生したらスライムだった件 9巻』まで読んでいたのですが、感想をあげていなかったために4巻から再読中です。

面白さの勢いで一気に読んでいた時には気づかなかった事や見落としていた事がありましたので、再読してよかったのかなと前向きに考えています。

あらすじ

「私、リムル先生大好き!」

魔物の主スライムのリムルは、
魔国連邦の盟主として着々と勢力を強めていた。
魔王カリオンの支配する『獣王国ユーラザニア』との国交、
さらにはドワーフ王国ともより良好な関係を築き上げ、
盤石の態勢を整えつつあった。

そんな折、リムルはある夢を見る。
それは自ら捕食した“爆炎の支配者”井沢静江からの、
教え子だった子供たちを救って欲しいという悲痛な叫び。
そしてリムルは子供達に会うべく、
『イングラシ王国』へと旅立つ――爆炎の想いを受け継ぐ者として。

ネタバレなしの感想

今巻は新たな戦いが始まる前の導入編であり、世界の説明回といった内容でした。

物語序盤ではテンペストの内政編(商品開発とテンペスト内の発展ぶりの描写)と周辺国との外交関係が描かれています。

テンペストの発展ぶりには驚かされますね。

全く何もなかった場所が村から街を飛び越え国に発展しているのですからね。

しかも何もない国と言う訳ではなく貿易の中心になり得る立地であり街道整備も周辺国と比較になりませんからね。
これもリムルの知識とユニークスキル、そしてテンペスト住民たちの努力と優秀さが源にありますね。

それにプラスして周辺国にも恵まれているという点が大きいですね。

特にドワーフ王国と初期に知己をえていたことが本当に大きかったですよ。

ドワーフ国から来たカイジンやベスタ―といった優秀な人材がいるからこそ、リムルの思い付きを現実に落とし込めるのですからね。

ただ、その発展の目覚ましさに目を付けた周辺国からのちょっかいの影がチラホラしてきたのが心配の種ですね。

中盤からクライマックスにかけてはリムルが冒険者になったり、教師になったりといったエピソード描き、その中で転生した世界の設定が語られています。

リムルの中に吸収されたシズさんの想い残りである、教え子である子供たちを救うべく『イングラシ王国』にリムルが旅立ったわけです。

まあ、旅自体が目的ではないのでそこはサラッと流されますし、子供たちを救う事も大きくページを割いてという程でもありませんでしたね。

学園の教師になる部分や子供たちを救う部分だけでも1冊を使うエピソードにできそうなものですが、そこはサクッと解決してしまうのがストレスレスな本作らしいつくりになっていると思います。

私からしても、子供たちの話は面白かったですがそれ以上にテンペストの発展や戦闘、魔王との戦いの方をより読みたいですからね。

ただ、子供たちが無駄に不幸な結末にいたら無そうな点がお気楽なノリのこの作品らしく良かったです。

そして、シズさんの教え子として初期から名前が出てきていた神楽坂優樹と坂口日向がついに登場しましたね。

同じ元日本人としてリムルと協力してテンペストの発展に協力的だと良かったですが、既に異世界での地位や立場があるので難しいのでしょうね。

特に坂口日向とは、彼女のキャラクターのせいもあり単純に友好的になるのが結構難問のようです。

今巻クライマックスにある坂口日向との戦闘シーン、これまで苦戦はあれども窮地には陥ったことがないリムルに初めて訪れた窮地ですからね。

果たしてリムルは生き残ることが出来るのか?

そして危機が訪れているテンペストを救うことが出来るのか続きが凄く気になりますね。

まあ、リムルが死ぬとは思われませんのでどのように窮地を脱出するのかとどうやって逆転するのかを楽しみにしようと思います。

個人的な評価

面白かったです。

テンペストの順調な発展ぶりと、リムルと仲間たちのやり取りがコミカルなノリで楽しめました。

どんどん世界が広がっていますので、どこまで広がっていくのかも興味深いです。

今巻で説明された内容ですとリムルやシズさんなど結構な数の転生者や転移者がいるみたいですね。

今、そういった存在を仲間に取り込んだり、敵対したりという場面に期待です。

良かった点

■内政発展が面白い
テンペストの発展の目覚ましさと、更なる発展の輿望がとても面白いです。

リムルが現代の知識で内政無双するって単純なところではないのもいいですね。

リムルのユニークスキルが発展のキーとなりますが、実行は部下たちに任せているので部下たちにも見せ場があるのが楽しいです。

悪かった点

■設定情報の説明が多すぎ
色々と世界観であったりキャラクターであったりを大盤振る舞いしてくれるのは良い点だとは思います。

ですが、今巻は詰め込み過ぎの嫌いがあるかなとも思いました。

一気に登場キャラクターも増えましたし、精霊の設定であったり転移の設定であったり一気に来たので覚えきれませんでしたよ。

今後の展開につながる重要な設定なのかどうなのか、続刊を読んで気になったらまた今巻を読み直すかな。

ネタバレありの感想

ここから下は『転生したらスライムだった件 4巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

子供たち

今回のメインエピソードのキーキャラ達ですね。

幼い年齢で異世界に召喚されるというだけでも酷いのに、そのままだと確実に死ぬとか本当にひどすぎますよ。

そりゃ幼い心が歪んでしまうのも仕方ないとしか言えませんね。

その不幸の中に僅かにあった希望がシズさんとリムルだったのでしょうね。

シズさんが居たから子供たちは歪むだけではなかったのでしょうし、リムルが居たから間近に迫っていた死から逃れら手たのですから。

なんというか、リムルという根はお気楽だけれども受け入れる度量の広い存在が居たってことは本当に大きいですね。

リムルからすれば縁もゆかりもない存在の子供たちを救うために、子供たちの目線に立ち子供たちが納得するように向き合い、そして救うよう努力し実際に救ってくれたんですから。

子供たちからすればリムルを尊敬しない訳がないですよね。

クロエやアリスにとっては尊敬よりも愛情の方が大きそうですが(笑)

今後、子供たちが成長してリムルやテンペストに協力するようになるのかは気になりますね。

それぞれユニークスキルを持たなかっただけで、子供たちが身に宿す魔素量は桁違いですから。

子供たちの中でも光の精霊の加護を受けた三崎剣也は、勇者の資質ありということで本編でも活躍してくれそうな気がしますね。

そしてもう一人別格に描かれていたのがクロエですね。

子供たちの中でも飛び抜けて高い魔素量を宿していましたし、精霊を宿らせる場面でも一人特別な存在を呼び出し身に宿らせましたから。

あの精霊?は一体何なのでしょう。

ポンコツですが魔王であるラミリスが危険視するほどの存在のようですし、何の理由もないままクロエに宿るってのが意味深ですよね。

ただ、その謎の存在は登場した時にリムルに好意的というか、異性に対する親愛ような行動をとっていました。

ですので、リムルに対して敵対しない存在なんじゃないかなと思えますね。

謎の存在の正体が判明するときは、リムルの危機に駆けつけるとかなんでしょうかね?

その時が待ち遠しいです。

神楽坂優樹と坂口日向

どちらも元日本人の異世界転移者であり、シズさんの教え子であります。

神楽坂優樹の方はリムルと初対面時、シズさんの死に関して敵対しぶつかりましたが友好的な関係になりましたね。

神楽坂優樹の相手の話を受け入れる度量は、流石は自由組合を作り、その組織の総帥として活動しているという能力の高さの証に感じました。

まったく能力を持たず言語すら理解できなかった人間が、一代で異世界全体規模の組織をつくるって本当に凄いですよ。

まったくゼロどころかマイナスからのスタートで始めたわけですからね。

特殊能力の多寡より、神楽坂優樹が素でもつ地力や精神力の凄さが空恐ろしいです。

神楽坂優樹とリムルが敵対しないですんだことは互いにとって有益な結果であったと思います。

リムルさんが漫画の内容を異世界にもって来られてよかったね!

一方でまったく和解の余地すらなく、リムルが敵対することになったのが坂口日向です。

全くリムル側の事情など聴く気がなかったですね。

一応は弁解を聞いたうえで判断した神楽坂優樹との差がありました。

彼女の言い分を聞いているとテンペストという存在がそもそも目障りであり、リムルを殺してシズさんの敵を討つというだけでは済まない様なので、弁解を聞いても戦うことになったかもしれません。

彼女の強さは本当に半端ないですね。

これまで準魔王クラス相手に苦戦はすれども窮地に陥ったことがなかったリムルが一矢も報いられず、終始劣勢ですからね。

坂口日向の強さの源は彼女が持つユニークスキルと武器にあるのでしょうか。

本当に力量差があり過ぎて、今のリムルさんではまったく勝てそうな未来が思い浮かばないですよ。

これまで散々とリムルの強さが描かれていただけに、この苦戦と窮地は本当に驚愕の事態です。

一体どうやってリムルはこの窮地から脱出することが出来るのか?

そしてテンペスト側はどういう事態に見舞われているのか?

凄く続きが気になる引きです。

次巻『転生したらスライムだった件 5巻』でどう描かれているのかとても楽しみです。

シリーズ感想の索引

転生したらスライムだった件 1巻 感想
転生したらスライムだった件 2巻 感想
転生したらスライムだった件 3巻 感想
転生したらスライムだった件 4巻 感想
転生したらスライムだった件 5巻 感想
転生したらスライムだった件 6巻 感想
転生したらスライムだった件 7巻 感想
転生したらスライムだった件 8巻 感想
転生したらスライムだった件 9巻 感想
転生したらスライムだった件 10巻 感想

お勧めの作品

今回のお勧めは『転生したらスライムだった件 13巻』です。

アニメ放送直前に最新刊が発売ですね。

きっと帯にはアニメについての詳細が描かれていることでしょう。

アニメ『転生したらスライムだった件』の放送も凄い楽しみです。

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