転生したらスライムだった件 7巻 感想 ネタバレ あらすじ

転生したらスライムだった件 7巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

Web版からストーリ構成が変更されているそうなのですが、私はWeb版を読んでいないので違いが分からないですね。

書籍版が完結した後にWeb版の方も読んでみようと思います。

既刊13冊でWeb版だとどの辺りまで終わっているのかな?

まだまだ続くのかもう一息でラストなのかも気になります。

あらすじ

最強スライム驀進中!

魔王クレイマンを倒し、
〝八星魔王〟の一柱になったスライム――リムル。
それを受け、神聖法皇国ルベリオスは揺れていた。
それはまだリムルが魔王になる前、
聖騎士団長のヒナタがリムルを襲撃したことで、
その報復を恐れているためだ。
そんな中、急遽集められた十大聖人の会議で、
リムルからの使者としてやってきた、
ルミナス教の司祭が殺害されるという事件が起きる。
魔王へと進化したリムルの力は底がしれない。
全面戦争を避けるべく、全ての責任を自身に負い、
ヒナタは単独でテンペストへと向かう!

ネタバレなしの感想

今巻は、ファルムス王国の傀儡化のための策謀と坂口日向をはじめとする西方聖教会との戦いという内容になっています。

ファルムス王国の傀儡化はディアブロが主担当となり行い、西方聖教会との戦いをリムルが中心となって行います。

メインエピソードは西方聖教会との戦いの方ですが、ファルムス王国側の戦いはほぼディアブロが一人で行っていますので、ディアブロの活躍が大きく取り上げられています。

ファルムス王国の傀儡化はディアブロの当番回といえる内容でしたが、ディアブロの強さは半端なかったですね。

単純な戦闘力だけでもテンペスト内でもリムルに続くナンバー2でしょう。

賢さの方もアルティメットスキル「智慧之王」を持つリムルと同等ですから、文武共に別格すぎますよ。

そんな優秀すぎるディアブロですが、ことリムルに対する崇拝の部分では大分ポンコツな部分があって笑えますね。

そんなギャップがあるからこそディアブロのことをただの強いだけのキャラクターと思わず、面白い魅力的なキャラと思えるでしょうね。

リムルからの信頼をシオンと争っていますが、リムルを崇拝しているという点ではシオンと同等のポンコツ振りで、優秀さが影をひそめていますし。

優秀執事(ディアブロ)と残念秘書(シオン)の対比は笑えますし、実際は互いに認め合っているのが通じてきますので、この二人はずっとこのままでいてもらいたいです。

まあ、シオンの方も普段は残念っぷりが目立ちますがね。

ただ、ここぞという時のシオンの活躍や言動は輝いていますので、その残念な部分がギャップとしてとても良いと思います。

笑えるところばっかり書いてしまいましたが、ディアブロの強大な悪魔としての恐ろしさも描かれています。

リムルと違い人間への寛容さや優しさが抜け落ちたようなディアブロの性格をみるに、絶対敵対したくないと思えますよ。

ディアブロはリムルとその仲間たち以外に価値を認めていないので、敵対した時の容赦なさと残酷さは、テンペストでもトップクラスの恐ろしさです。

自業自得とはいえディアブロから害意をぶつけられたエドワルドには同情しますわ。

西方聖教会との戦いの方は、実質的にリムル対坂口日向のリターンマッチがメインですね。

聖騎士団や聖人たちとベニマルやシオンの戦いもありますが、ほぼほぼリムル対坂口日向のリターンマッチの方にボリュームが割かれています。

それだけリムルと坂口日向の戦いの決着が重要ということなのでしょうね。

その戦いの内容は、真の魔王に覚醒したいリムルの強さも、それに対抗する坂口日向の強さも描かれていてとても興奮しましたよ。

いくら坂口日向の強さが別格だとしても真の魔王となったリムルには及ばないだろうなという私の予想は、良い意味で覆されてしまいました。

両者の戦いの決着は、どちらの株も落とさない素晴らしい決着であったと思いますね。

両者の戦闘中、視点が両者の間で何度か切り替わる演出がされていますので、互いの狙いや考えが分かるのも良かったですね。

西方教会との諍いもひと段落し、テンペストに平和な時が訪れました

次回は、テンペストのお披露目会がメインエピソードのようです。

次の戦いまでの束の間の平和とはいえ、テンペストを盛り上げる祭典を楽しみたいと思います。

個人的な評価

今巻も面白く読めましたし、楽しく読むことが出来ました。

今回の面白さはディアブロの活躍、リムルと坂口日向の戦いの決着と見どころが多かった部分にあったかと思います。

リムルと坂口日向の戦いは激闘ではありましたが、その戦いの中には互いを認め合い尊重する精神が感じられて、そのおかげで爽快感がありましたね。

良かった点

■ディアブロの出番が多かった点
ディアブロはテンペスト内でも別格の強さを持ちますし、リムルが絡むところでちょっとポンコツなところを見せる魅力的なキャラクターです。

そんなディアブロが召喚されてから初めてのメイン担当回として目立つ活躍をするのですから面白くないわけないですよ。

今後もディアブロの出番が多いといいのですが、余りに便利なキャラになり過ぎると他のキャラの出番を奪っちゃうので難しいかな。

悪かった点

■シオンの脳筋っぷり
聖棋士たちとの戦いでの活躍、ディアブロへのフォローとここぞという時に大いに輝くシオンです。

ですが、それ以外のパートでの脳筋っぷりがちょっと展開の邪魔に思えてしまいます。

天丼のネタなのは分かるのですが、シオンの受け答えのダメさっぷりが可愛い笑えるより、邪魔に思えてしまうのは勿体無いな。

今巻の内容

ネタバレありの感想

ここから下は『転生したらスライムだった件 7巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

対坂口日向

リムル対坂口日向の戦い、本当に良かったです。

両者ともに桁違いの強さを見せてくれましたし、桁違いの強さを持つ坂口日向をも凌駕するリムルの底知れない強さも描かれていました。

リムルも坂口日向も本気で戦っているのにもかかわらず悲壮感が無かったのは、二人とも相手のことを認めていたし、命を奪おうとはしていなかったからなのでしょうね。

だからこそ、二人の戦いに決着がついたとき爽やかさを感じたのだと思います。

奥義を受け止められたら負けを認めるという坂口日向の心意気も、その奥義を受け止めて見せようとするリムルの漢気も、どちらも格好良かったです。

まあリムルの方は「智慧之王」に無傷では防げないといわれて驚いていたところは、カッコ悪かったですが(笑)

結果、リムルの勝利となりましたが坂口日向の強さも描かれており、両者の株が下がるどころが上がったように思えましたよ。

真の魔王に覚醒したリムルの強さに迫る人間がいるとか、この異世界のパワーバランスがヤバいですわ。

そりゃ、クレイマンも中庸道化連も坂口日向の動向に注視するわけですね。

リムルと坂口日向の戦いに爽快感を覚えた一方で、二人を戦わすように仕向けた七曜の老師たちには嫌悪感を覚えましたね

元々、共に戦う気などなかった二人が、七曜の老師たちの策謀で戦いに向かって進んでいく展開には胸が痛くなりましたし、ハラハラしましたよ。

そもそも坂口日向が求めている「誰もが笑って暮らせる世界」と、リムルが理想とする「人間と魔物が手を取り合っていく国」はぶつかる必要はなく、むしろ協力する方が互いの目的・理想を達成する可能性が高まりますからね。

ですので、戦う必要もぶつかる必要もない両者をぶつけて、己の欲望を達成しようとする七曜の老師たちには嫌悪感が高まりました。

だからこそ、そんな七曜の老師たちが完膚なきまでに叩きのめされた姿をみてカタルシスを感じましたよ。

やっぱり背後に隠れて策謀する小悪党が前面に引きずり出されて、叩きのめされる展開って爽快ですね。

まあ、七曜の老師たちの陰謀のお蔭で、リムルと坂口日向が真剣に戦い、その結果、互いに相手の真意を理解でき、表面上の和解ではなく本心からの和解ができたのですよね。

リムルと坂口日向の和解の立役者が七曜の老師たちとすると、彼らの道化っぷりには失笑してしまいます。

次なる敵

七曜の老師たちの策謀を退け、神聖法皇国ルベリオスと西方聖教会との諍いも終結に向かいました。

ファルムス王国の傀儡化もほぼ成し遂げたリムルとテンペストの次なる敵は何になるのでしょうね?

普通に考えれば今回辛くも逃げ切ることに成功したグランベル・ロッゾになるのかな。

ただ、リムルやディアブロを始めとした猛者が多数いるテンペストを相手にして、グランベル・ロッゾが単独で対峙できるとも思えないんだよなあ。

東の武器商人に協力を得たうえでグランベルが矢面に立つのかしら?

そこに中庸道化連も絡んで来ればテンペストに対抗できるのかもしれないですね。

発展した都市に襲い掛かる天使の存在や、東の帝国の存在もありますし、まだまだテンペストの障害となる組織や存在はありそうです。

ただ、リムルの強さとテンペストの発展が桁違いの速度で増しているため、敵対する敵の強さも桁違いに高くなってきている気がします。

このままですと力のインフレも半端なく凄い事になりそうに思えます。

力のインフレを避けるためにも、単純な戦闘力だけではなく、頭脳戦(策謀や搦め手)をもっと増やしてほしいな。

これまで敵対してきたクレイマンや中庸道化連は、単純に武力でぶつかってくるのではなく策謀をベースにしていましたので余計な心配かなとは思いますね。

シリーズ感想の索引

転生したらスライムだった件 1巻 感想
転生したらスライムだった件 2巻 感想
転生したらスライムだった件 3巻 感想
転生したらスライムだった件 4巻 感想
転生したらスライムだった件 5巻 感想
転生したらスライムだった件 6巻 感想
転生したらスライムだった件 7巻 感想
転生したらスライムだった件 8巻 感想
転生したらスライムだった件 9巻 感想
転生したらスライムだった件 10巻 感想

お勧めの作品

今回のお勧めは『転生したらスライムだった件 13巻』です。

アニメ放送直前に最新刊が発売ですね。

きっと帯にはアニメについての詳細が描かれていることでしょう。

アニメ『転生したらスライムだった件』の放送も凄い楽しみです。

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