転生したらスライムだった件 8巻 感想 ネタバレ あらすじ

転生したらスライムだった件 8巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

感想もようやく8巻分まで上げることが出来ました。

前回一気に『転生したらスライムだった件』シリーズを読んだ際には9巻まで読み終えていましたので、再読はあと一冊です。

そこまでの感想を一気にあげてから、積んである12巻までと今月末にでる13巻までを読んで感想をあげたいと思います。

アニメ開始まであとひと月、待ち遠しいような感想アップが終わるまで待ってほしいような複雑な気分です。

あらすじ

魔国連邦(ルビ:テンペスト)は祭りの準備で大忙し!

ヒナタをはじめとする聖騎士団との和解に成功した魔王なスライム――リムルは
次なる仕掛けを画策する。
それは、自身の魔王襲名をお題目に、盟主を務める国、このテンペストで
大規模なお祭りを開催するというもの。
最高峰のおもてなしと娯楽を提供するべく、魔王以下幹部達から、
末端の一般市民、そして小さな魔王ラミリスも取り込んで、
総力をあげての準備が始まった。
果たして無事、テンペスト祭は開催されるのか! ?

ネタバレなしの感想

今巻はテンペスト開国祭準備編という感じで、開国祭に向けてのイベント準備がメインの巻です。

テンペスト開国祭は9巻で描かれますので、8巻と9巻とで上下巻構成になっています。

転生したらスライムだった件 7巻』でひと段落した神聖法皇国ルベリオスとの和解が序盤に描かれ、中盤以降は上記のテンペスト開国祭の準備が描かれています。

ですので、今巻は内政や外交が中心となっており、戦闘シーンはほぼ皆無となっています。

戦闘シーンが無いため面白さが損なわれているかといえば、決してそんなことはありません。

内政シーンでは、リムルの発案や思いつきを部下たちが実現していく過程や、テンペストが反映して良く様は見ていて楽しいですし、ワクワクします。

リムルの発案の裏を勝手に考えすぎて、リムルへの評価を過剰にあげていくミョルマイルの姿は勘違いコメディとして笑えます。

外交の方でも、テンペスト周辺国の思惑や、周辺国から見たテンペストの凄さという部分が描かれておりとても興味深く見ることが出来ました。

神聖法皇国ルベリオスとの和解が、ほぼ親交を深めるための宴会になっている点も面白かったです。

一緒に美味しい料理を食べて、旨い酒を飲めば、たいていの問題は何とかなりますしね。

初登場時、圧倒的な強さと恐ろしさを感じさせていた坂口日向さんがほぼほぼノリ突込みキャラになっているのは、笑えるのか泣けるのかはちょっと考えてしまいますがね。

ただ、あそこまで腹を割って素直に言葉を交わせるようになったのを見ると、今後は坂口日向を始めとしたルベリオス組との衝突はなさそうで安心できました。

話をテンペスト開国祭に戻しますと、本当に準備の段階から楽しさと賑やかさが溢れています。

読んでいる私も次はいったいどんなイベントの企画話が出てくるのかと本当にワクワクしました。

やはり、テンペスト開国祭での目玉イベントは武闘大会と地下迷宮の二つになるのでしょう。

武闘大会の参加者が誰になるのかはまだ描かれていませんが、出場者次第では激戦になりますね。

テンペスト陣営からベニマルを始めとした幹部が出たり、坂口日向が参戦したり、ここ数巻で名前が出てきていた勇者マサユキなどがでれば盛り上がること間違いなしですよ。

テンペスト陣営同士が戦う機会はほぼないでしょうし、お遊び企画としてこの武闘大会で戦うとすれば楽しみです。

一方、地下迷宮ですが作っている側のリムルやヴェルドラ、ラミリスの楽しい気分が伝わってきましたよ。

3人ともノリノリで作っていますが、この難易度は攻略できる冒険者が現れるとは思えないな(笑)

上層階はまだしも下層階にたどり着ける冒険者なんて存在しないでしょう。

ラスボスとして最下層で待っているヴェルドラさんの滑稽な姿が笑いと悲しみを誘いますね。

といった感じでお祭りの準備の忙しさと楽しさが伝わってくる面白い上巻でした。

ですが、このまま楽しいお祭り騒ぎだけでは終わらなそうですね。

東側の武器商人ダムラダ、七曜の生き残りであるグランベル・ロッゾ、中庸道化連の会長と、それぞれ思惑を抱えて暗躍をしております。

この三者が組んで策謀を行うのか、それぞれ単独で策謀を行うのかといったところも次巻の楽しみなところです。

祭りの妨害をするなんてことをしたら、リムルに恨まれることひつずいでしょう。

頭や察しがいい人ならやらない方がいいと考えるはずなんですけどね。

祭りの妨害工作をした勢力が出てきたとしたら、その勢力が次にリムルやテンペストに叩きのめされることになるんだろうな。

個人的な評価

楽しく読むことが出来ましたし、面白かったです。

特に戦闘シーンもありませんし、新たな敵が襲い掛かってくるわけでもありません。

テンペスト開国祭に向けての準備がメインエピソードでしたが、お祭り前の準備という雰囲気で、読んでいる私の気持ちも盛り上がってきたのが楽しめた要因かな。

リムルのちょっとした思い付きをミョルマイルが過大評価していく件は大好きです。

リムルの素案を実現可能な決定案にもっていける行政手腕と財務能力を持つミョルマイルの加入は、ディアブロの加入に匹敵するほどテンペストにとって大きいですね。

良かった点

■大きなお祭り騒ぎが楽しめそうな雰囲気
今巻はテンペスト開国祭の準備回なのですが、準備の段階でワクワクしてくる企画が多数出てくるところが良かったです。

武闘大会の準備、地下迷宮の作成とそれだけで大きなネタになるイベントが複数準備されています。

どちらも次巻以降に実際に行われるのでしょうが、どのように盛り上がるか期待が高まります。

悪かった点

■設定やキャラクターが多すぎる点
これは本作の良さともいえる点なのですが、今巻追加されたネームドキャラクターや設定が多く覚えきれなかったです。

作者の伏瀬先生は設定をいろいろ考えるのがお好きなのか、結構細かく地下迷宮のボスなどを記載されています。

ですが、この設定を今巻で覚える必要は特にないのなら、実際に地下迷宮を舞台にしたときに回しても良かったんじゃないかなと思いました。

ネタバレありの感想

ここから下は『転生したらスライムだった件 8巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

テンペスト開国祭とミョルマイルさん

ネタバレなしの感想にも書きましたが、武闘大会や地下迷宮など面白イベントが多数ありワクワクさせてくれるお祭りですね。

このテンペスト開国祭は、武官系に比べて活躍が目立たなかった文官系のキャラクターにスポットが当たるように思えてその点でも楽しみですよ。

現状、特に活躍しているのはミョルマイルですね。

リムルの思い付きを発展させた上で実現に持っていく行政手腕は、小国の商人であったとは思えぬ辣腕ぶりです。

リムルとのやり取りも悪代官と悪商人の悪巧みのようにも見えて面白くて大好きですよ。

ミョルマイルは武闘大会の責任者に任命されましたし、その結果をもってテンペストの幹部とするということなので、テンペスト開国祭の本番でミョルマイルの行政手腕の真価が問われることにはなりそうです。

恐らく9巻ではテンペスト開国祭の妨害を目的とした謀略をリグルドと共にミョルマイルが解決してく展開になるのではと考えています。

ミョルマイル自身には戦闘能力はないですが、そのふてぶてしい笑みが似合う精神の強さを持っていますからね。

生半可な謀略ごときには動じないでしょうし、やり返す雰囲気をミョルマイルから感じます。

いや、いままでも好きなキャラクターではありましたが、今巻を読んで本当にミョルマイルのことが好きになりましたよ。

自分のことを高く評価してくれて、活躍の場を与えてくれたリムルへの恩義に報いたいと考えて興奮するミョルマイルの姿を見て、私の方も気分が高揚しました。

期待に応えようと奮起するミョルマイルと、そんなに喜んでくれるとはと全くミョルマイルの恩義に気付いていないリムルとの擦れ違いも微笑ましくていいですわ。

次巻でもミョルマイルが活躍して目立ってくれると嬉しいです。

ベニマルの恋愛騒動

この巻のクライマックス間際に出てきたベニマルの恋話です。

ベニマルが異性からモテるのは納得ですよ。

イケメンですし、テンペストでもトップクラスの強さですし、軍を率いるという身分もありますからね。

そりゃモテないわけはないわ。

いままで本作品のメインキャラクターで恋愛話が出てきた覚えがないので、新鮮に感じましたよ。(ヨウムとミュウランの関係はありましたが)

天狗族のモミジと三獣士アルビスと、タイプの違う美人に言い寄られるとは、流石ベニマルですね。

ベニマル本人にはその気はないようでしたが、いつまでそのスタンスでいられるかも興味深いです。

これまでのベニマルとの経緯を考えると個人的にはアルビスの方を応援してしまいますね。

ですが、モミジにはハクロウの娘という強力な援護があるし、アルビスが勝つのは難しいのかな。

そんなベニマルの恋話にリムルがどう絡んでいくのかが楽しみですね

転生前は清らかなままでしたし、現状は無性別になってその辺の欲求が少ないですから、リムルさんが恋愛にまっとうなアドバイスできるとは思えないな。

そもそも本人がシュナやシオンの気持ちに気づいていないのか逃げ腰なのか、はっきりしていませんしね。

リムルさんはモテてはいるけど、どちらかといえばゴブタやガビルと同じ側の人ですからね(笑)

シリーズ感想の索引

転生したらスライムだった件 1巻 感想
転生したらスライムだった件 2巻 感想
転生したらスライムだった件 3巻 感想
転生したらスライムだった件 4巻 感想
転生したらスライムだった件 5巻 感想
転生したらスライムだった件 6巻 感想
転生したらスライムだった件 7巻 感想
転生したらスライムだった件 8巻 感想
転生したらスライムだった件 9巻 感想
転生したらスライムだった件 10巻 感想
転生したらスライムだった件 11巻 感想
転生したらスライムだった件 12巻 感想
転生したらスライムだった件 13巻 感想

お勧めの作品

今回のお勧めは『転生したらスライムだった件 13巻』です。

アニメ放送直前に最新刊が発売ですね。

きっと帯にはアニメについての詳細が描かれていることでしょう。

アニメ『転生したらスライムだった件』の放送も凄い楽しみです。

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