我が驍勇にふるえよ天地 6巻 感想 ネタバレ あらすじ




衝撃の共同作戦、いざアドモフ攻略へ!!

魔法がなくても面白い痛快戦記、大反響につきシリーズ続々重版!
本格ファンタジー戦記、激震の第6弾登場!!

宿敵レイヴァーンとまさかの共同作戦を決断するレオナート。
いざ、アドモフ本土攻略へ進み出す!!

「貴軍に共闘を要請したい。謝礼はアドモフ一国、御身に差し上げる」
悲願のリント奪還を成したレオナートの下に怨敵レイヴァーンがもたらした衝撃の共同作戦。元帥皇女軍と名を改めたレイヴァーンは祖国を裏切りレオに助けを乞う。信念を貫こうとする彼の覚悟を知り、レオはこの最も憎むべき敵を迎え入れた。
行く手にはアドモフ帝国の大軍団。新皇帝ウィランが待ち受ける首都を目指し、レオは敵地を突き進む――。

いざ、アドモフ本土攻略へ!
因縁を超えて手を取った宿敵同士の同盟が歴史的戦術を凌駕する!!
痛快にして本格なるファンタジー戦記、激震の第6弾!!

『我が驍勇にふるえよ天地 6巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

コミカライズ決定という事は『我が驍勇にふるえよ天地』シリーズが人気である証ですね。

このまま順調に売れていけば近いうちにアニメ化なんてこともあるかもしれないですね。
そうなったら楽しみですし、戦記物が大好きな私としてもうれしいです。




ネタバレなしの感想

リント奪還のため、『レイヴァーン』と死闘を繰り広げていた『レオナート』。決着がつくかと思われたときに『レイヴァーン』より衝撃の申し出が入れられる。

『レイヴァーン』の主君『メリジェーヌ』が失脚、その『メリジェーヌ』を救うための共闘の申し入れ。

リントを二度と失わぬために、自身の国をつくるために『レオナート』は宿敵と手を組みアドモフ帝国征服に向かう。というお話です。

前巻の引きで衝撃の申し入れが行われましたし、『レオナート』はどう判断するかと考えていましたが、思ったよりもあっさり決断しましたね。

これまでさんざんと『レオナート』陣営を窮地に陥れてきた『レイヴァーン』と手を組みアドモフ帝国征服に向かう。

共闘というという事に互いに複雑な思いを抱いていると思いますが、その思いを抑え込めるのは『レオナート』と『レイヴァーン』が指揮官として信奉されていることの証なのでしょうね。

この2大英雄が揃って進撃するわけですから、一枚岩になり切れないアドモフ帝国側が対抗するのは厳しいですね。

『レオナート』軍の進撃は英雄、名将揃いで出てくる将はそれぞれ一騎当千の煌めきを放っていましたし、大進撃には爽快感すらありましたね。

今回は対アドモフ帝国導入部という事もあり苦戦はありませんでした。

ですが、アドモフ帝国側がこのままやられっぱなしとは思えないですね。

相手が英雄豪傑揃いのレオナート軍相手とはいえ一大軍事強国がやられっぱなしとは考えにくいです。

単純に兵数を比較してもアドモフ帝国が桁違いに優位です。

『レオナート』軍が数万のレベルなのに比べ、相手は総勢20万超えの兵数を抱えています。

アドモフ帝国側も周囲に敵を抱えていることと、反乱に備えて導入できない兵数がいるとはいえそれでも『レオナート』陣営を圧する数が居ます。

そして帝国側にも優秀な将官が多数控えています。

アドモフ帝国皇帝である『ウィラン』は指導者として有能と言えますし、その皇帝が買っている皇帝の友『ダノール』は間違いなく名将といえる実力があると思います。

そして帝国軍とのしがらみの範疇外にありレオナート陣営が誇る二大軍師ですら恐れるクンタイトの軍勢とそれを率いる女傑『ナランツェツェグ』の存在もあります。

この無能が居ない二大勢力、レオナート軍とアドモフ帝国皇帝直属軍が戦うであろう次巻は間違いなく熱い戦闘が楽しめるはずです。

次巻も購入して感想を書こうと思います。




ネタバレありの感想

ここから下は『我が驍勇にふるえよ天地 6巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

アドモフ帝国遠征について

ネタバレなしの感想にも書きましたが、思ったよりもアッサリ提案に乗ってアドモフ帝国征服に向かいましたね。

リントを安全とするために、リント寄りの帝国領を奪う事を目的としているんだと思いますが、これは大丈夫なのか心配になりますね。

そもそもアドモフ帝国側の方が国力も兵数も上、しかも『レオナート』軍は一戦交えた直後で損害を出している。こんな状態でよく遠征へ乗り出したなって思っています。

アドモフ帝国側にも内乱の兆し有でチャンスとエバチャンスでしたが、内乱自体は未然に防がれていますし、大多数の民衆には不満がない状態ですからね。

アドモフ帝国一軍団を巻き込んだうえでの不意打ちの逆侵攻とはいえ、アドモフ帝国帝都を奪うまでは出来ないと思うんですけどね。

戦争自体の落としどころを『レオナート』達がどこにするのかが気になります。

帝国領土リント側割譲、不可侵停戦条約などは圧倒的優位なら可能としても、皇女の身柄を引き渡すことはできないでしょうし。

皇帝『ウィラン』、共闘者『レイヴァーン』、そして『レオナート』が納得する落としどころがどこになるのかは興味深いです。

また、クロード帝国側の首脳部が一諸侯の対外戦争を認めるのかも気になります。

クロード帝国側の宿敵であるアドモフ帝国相手とはいえ、皇族と諸侯は納得するのかな。

『レオナート』軍が優位に運んでいるうちはいいですが、アドモフ帝国と和平した際などに咎められることもあり得る気がしますね。

対アドモフ帝国編がひと段落着いたタイミングで何か起きそうで、こちらも楽しみです。

帝国軍の陣営について

前巻のクライマックスで内乱が失敗に終わったことは分かっていましたが、思った以上にアッサリと終わっていましたね。

皇女『メリジェーヌ』さんてば身内に向けるまなざしが甘すぎて、内通者に気づけなかった事が評価低下につながりましたよ。

情欲向けていた相手の本質に気づけず、良い訳のできない場面で取り押さえられるとは『メリジェーヌ』さんは皇帝の器ではなかったと思いますね。

マイノリティが日陰にならない世界を目指すという大義は綺麗ですが、マジョリティである帝国国民が納得して着いてくるとは思えませんでしたしね。

『メリジェーヌ』さんを救うためにアドモフ帝国を裏切り、クロード帝国を引き込み反乱した『レイヴァーン』の存在はマジョリティである帝国国民が許すとは思いませんから、この主従の末路は明るくないと思います。

栄達するにしてもクロード帝国というか『レオナート』陣営に入るしかないでしょうが、それが許されるのかしら?

逆に評価を上げたのはアドモフ帝国皇帝『ウィラン』ですね。

要所は抑えて内乱を未然に防ぎ、国難の危機にも取り乱さず、むしろ自身の権力強化に向けて動ける指導者として正しい資質を持っているように思えます。

対『レオナート』との戦いで皇帝派を作り、帝国六長官の権勢を削ることが出来れば偉大な皇帝になれるんじゃないでしょうか。

『ウィラン』の独裁権を確立するために『レオナート』との戦いを利用し、『レオナート』とWin-Winの関係を作ってから和平交渉に臨むような気がしますね。

となると、『ウィラン』側と『レオナート』側の共通の敵の存在が必要になるでしょうから、その場合は帝国六長官最後の大物『ベルリッツぇン』がその役を担うのではと思います。

そても帝国側も優秀な人材が豊富ですね。

『メリジェーヌ』陣営が内乱を起こさねば『レイヴァーン』も六長官も健在でしたし、如何に『レオナート』陣営に人材豊富と言えど、優位に進めるのは厳しかったように思います。

内乱による分裂で優秀な人材が減じたとはいえ、まだ『ウィラン』側に『ミノス』親子がいましたし、皇帝の友たる眠れる名将『ダノール』が居ますし、それに新戦力として『ナラツェツェグ』が居ますから。

『ゴライン』の武力は『レオナート』に及ばずとはいえ無双の力がありましたし、『ミノス大将』の戦術としぶとさはレオナート軍を苦しめました。

及ばず虜囚の身になりながらもレオナート軍を遅延させるために傍若無人に振る舞う『ミノス大将』の行動は笑えましたし、最後まで忠義を尽くす姿に感動しました。

それに、冷静に考えて兵士を無駄死にさせず捕虜とすることで『レオナート』軍を苦しめた手法は優秀であったと思いますよ。

項羽の様に捕虜を虐殺すれば遠征軍である『レオナート』軍は立ち行かなくなりますし、後方に捕虜を送るにも兵力劣勢の『レオナート』軍は時間がかかるでしょうからね。

敵も味方も無能がわざとらしく足を引っ張らない展開を楽しめるのは、とても嬉しいです。

そして皇帝の友たる『ダノール』

彼と皇帝『ウィラン』のエピソードはとても良かったです。

友情を築いていく過程も良かったですし、今の二人の関係もとても大好きです。

互いに能力を認める主従関係でありますし、互いの性格性質に敬意を持ち合う友情関係としてもとても良かったです!

『ウィラン』をして眠れる怪物という評価をするほどの将才をもつ『ダノール』

そんな『ダノール』が実力を発揮するには帝国が窮地に陥るまで機会がないのかもしれないですね。

『ダノール』が名将として力を発揮する機会を、『シェーラ』たち『レオナート』陣営の英才たちや『レイヴァーン』を苦しめる展開が凄く見たいです。

『ナラツェツェグ』は、強い男がいるかと発言していましたがこれは『レオナート』陣営に下るフラグにしか見えないな(笑)

彼女が『レオナート』の武勇に惚れて『レオナート』のもとに行くとの予想は大半の読者がする気がしますね。

この巻の展開で結構『ウィラン』を中心とした皇帝派のキャラクターが好きになったので、次巻で彼らが活躍する未来をみたいと思います。




シリーズ感想

我が驍勇にふるえよ天地 6巻 感想

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