ゆうべはお楽しみでしたね 6巻 感想 ネタバレ あらすじ

ゆうべはお楽しみでしたね 6巻』のネタバレありの感想になります。

ネタバレありの感想になりますが、ネタバレありの感想になる前に注意書きをおいてあります。

ですので、未読の方やネタバレを見たくない方でも、そこまでは読んでいただいても大丈夫なはずです。

あらすじ

どんな難しいクエストでも、君となら。

遠距離恋愛の末、結婚を決めたさつきたくみ(オタク男子)とおかもとみやこ(リア充女子)。
両親への挨拶やリアル金策など一気に忙しくなり、負担になっていないか心配だったたくみだが、
みやこは楽しそうに結婚準備をこなしていく。
いつも通りな二人はゆっくりと、でも着実に共に歩む未来へ……♪

ネタバレなしの感想

前巻『ゆうべはお楽しみでしたね 5巻』にて結婚することを決めたパウダーとゴロ―さん。

遠距離恋愛は続きますが結婚に向けて二人ともに友人や両親への報告というクエストに挑みます。

結婚式や新婚旅行などリアルにかかるお金や現実的な問題に苦難するパウダーと、その苦難を楽しみながら乗り越えて行くゴロ―さんの姿が楽しめる『ゆうべはお楽しみでしたね』シリーズ最新刊です。

今巻ではパウダーとゴロ―さんだけではなく、ギルメンのマリオ君の恋愛話も楽しめる内容になっています。

結婚すると決まった以上、そのための準備や報告が色々と発生しますが、確かにどの範囲の方々までに報告するのかは考えます。

特にパウダーとゴロ―さんはDQ10が無ければ知り合っていなかった訳ですし、チームメイトの面々には報告する流れとなりますよね。

パウダーと仲のいいマリオ君にゴロ―さんと結婚すると報告したことで、チームメンバー内に同性婚なんだと誤解が広まったところは笑いました。

そういやチームメンバーの皆さんにはゴロ―さんの性別は男性だと思われていましたからね。

でも、その誤解が生じたお蔭でマリオ君の方の恋愛もいい方向に進んだので、怪我の功名と言ったところでしょうね。

マリオ君とダノンちゃん(志野田さん)の方も、パウダーとゴロ―さんの様なドラクエカップルになりそうな雰囲気でニヤニヤしてしまいそうですよ。

お互いの両親に挨拶に行く前に、まずは自分の両親に結婚の報告というクエストが行われましたが、ご両親たちのキャラクターも濃くかったですよ。

ゴロ―さんのご両親はゴロ―さんの性格を見てなるほどと思えるような性格をされていましたね。

お母さんはキッチリとした性格ですし、決めたらもうやり遂げる様な部分もありましたし、ゴロ―さんは確実にお母さんに似てる気がしました。

ゴロ―さんからの結婚の報告も、素敵な人に出会えてよかったじゃないと受け入れてくれてたのでパウダーが挨拶するときも問題は生じな層で安心です。

一方、パウダーの方のご両親もとても良い人達でした。

パウダーのことを心から愛しているのが読んでいて伝わってきましたよ。

ただ、これまでのパウダーの交友関係や性格からとても心配していたところがコメディとなっていて、ちょっと笑ってしまいましたわ。

でも、結婚の話が事実でありパウダーの妄想やストーカー行為じゃないと理解できた時のご両親の喜びをみると、ちょっと胸が暖かくなりましたよ。

本当にパウダーのことを愛していたし、今後のことを考えて心配していたんだなと伝わってきましたよ。

結婚式の有無、新婚旅行について、自分の親への報告と2人で協力して結婚に向けてのクエストをクリアしてきました。

慣れないことが続き負担に感じる部分もあるパウダーですが、一人じゃなくゴロ―さんと二人でクエストを行っているので、苦労しながらも頑張ってクリアーできそうですね。

次巻ではお相手のご両親へのご挨拶、チームメンバーに祝福されての結婚式という展開になるのかな?

一緒に住む場所や子供のことなど、結婚後の生活についても決めないといけないことは多々ありますし、まだまだクエストは増えていきそうですね。

でも、新たなクエストをワクワクして楽しんでいるゴロ―さんと一緒なら、パウダーもきっと無事にクリアできるでしょうね。

アストルティアでの結婚式のシーンが今から楽しみです。

ネタバレありの感想

ここから下は『ゆうべはお楽しみでしたね 6巻』のネタバレありの感想になります。

未読の方やネタバレを見たくない方は、ここで引き返すことを推奨いたします。

結婚に向けて

ネタバレなしの感想にも書きましたが、自分の親への結婚の報告も無事終わりじわじわと結婚クエストは進んでいます。

ゴロ―さんの方のご両親も驚いてはいましたが、パウダーの方のご両親の方の驚きは凄かったですね。

生涯独身だろうと先を心配していた息子が、彼女や友達が出来たと伝えるより先に結婚をと伝えたら、そりゃパウダーの妄想なんじゃと疑ってしまうのも無理はないです。

でも、ゴロ―さんと電話で話して結婚が決してもうそうじゃないと分かった時、ご両親が流した涙は胸が暖かくなりましたよ。

息子に伴侶が出来た喜び、生涯独り身ではなくなったことへの安堵など、これまでのパウダーの事を考えて色々と想いだして流れた涙なんでしょう。

パウダーのご両親にとってみれば、ゴロ―さんと出会ってルームシェア生活をする中で変化したパウダーのことをこれまで知らなかったわけですし、驚いたり疑ったりするのは無理ないですよ。

パウダーはゴロ―さんという大事な人と並び立つために色々と前向きに変わりましたからね。

以前のご両親が心配していたパウダーとはもう違いますからね。

それにパウダーの方もゴロ―さんから見て大事な人であり特別な人ですし、お互を大事に想う気持ちがとても尊いですよ。

本当にパウダーとゴロ―さんが出会えたのは奇跡ですよ。

DQ10が無ければ決して知り合ったり交流をもつことがなかった二人なんですから。

そう考えれば現実では結婚式をしないという選択をしても、DQ10内でアストルティアで結婚式を挙げるのは必然と言える気がします

果たしてその時にはゴロ―さんが女性であり、ゲイ疑惑が晴れるのかが楽しみですわ。

それにしても、結婚式を挙げないというのが今風の選択って感じがしますね。

たしかに費用凄いかかるしやらないという選択肢もありですよね。

浮いた分のお金で新婚旅行を良い場所に変えたり生活費に回すというのは充分ありですから。

マリオ君

以前にも描かれていたマリオ君のダノンちゃん(志野田さん)への恋愛話が進展しましたね。

あのエピソードから進展が描かれていなかったので単発エピソードかと思っていましたが、ここで続編が挿入されていました。

パウダーとは違い現実でも交友範囲が広く、男女ともに友達も多いマリオ君ですが、ダノンちゃんには気軽には声かけれないところはよく分かります。

現状、DQ10内では仲良く遊べる友人でいますし、現実で誘って気まずくなったらと現実で会うことを話すのを躊躇ってしまう気持ちわかります。

コミュニケーション能力が全然違うマリオ君とパウダーですが、大事な人との関係が壊れてしまうのを恐れる部分は一緒ですね。

そんな状態で一歩踏み込むのを躊躇っていたマリオ君の背中を押したのがパウダーであり、パウダーとゴロ―さんの関係の勘違いってところが面白かったですよ。

まだ偏見が残る同性同士の告白を勇気を出して行った人がいるのに俺は異性への告白を何故ためらっているんだと、勇気を出したマリオ君はカッコよかったのですが同時に勘違いに笑えました。

でも、マリオ君が勇気を出したことでダノンちゃんとの関係は一歩どころかもっと進んだ気がします。

同じ部屋で一緒にDQ10をプレーするのって、同居から同棲になったあとのパウダーとゴロ―さんと一緒ですからね。

ダノンちゃんも従兄弟のお兄さんへの関心がもうないようですし、マリオ君にとってこれからも仲を詰めていくチャンスがいっぱいありそうです。

ダノンちゃんの方もマリオ君のことを好意的に思っている気がするので、このままいけば結ばれる気がするんだけどな。

マリオ君とダノンちゃんが恋人同士になれたとしたら、その背中を押したパウダーはキューピッド役と言えますね。

パウダーとゴロ―さんが同性カップルであるという誤解が解けた時に、マリオ君がどんな反応を見せるのか楽しみです。

シリーズ感想の索引

ゆうべはお楽しみでしたね 1巻
ゆうべはお楽しみでしたね 2巻
ゆうべはお楽しみでしたね 3巻
ゆうべはお楽しみでしたね 4巻
ゆうべはお楽しみでしたね 5巻
ゆうべはお楽しみでしたね 6巻

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